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本の話
どう生きればいいかわからない今、ささやかなヒントをくれる11編の物語『夏のカレー』(日本文藝家協会 編)
日本文藝家協会・編の年間アンソロジーの最新刊『夏のカレー 現代の短篇小説ベストコレクション2024』をお届けする。二○二三年の一月から十二月までに、ウェブ雑…
2024/09/13
紛れもなく弁護士ミステリーの歴史に残るべき傑作 『エイレングラフ弁護士の事件簿』(ローレンス・ブロック)
弁護士という言葉は「悪徳」という冠詞がよく似合う。 おっと、弁護士会から名誉棄損で訴えられそうなことを書いてしまった。あくまで、ミステリーの世界において、と…
2024/09/12
ぴったりの“ガリレオ”作品が見つかる「ガリレオ診断」&プレゼント! 『透明な螺旋』文庫化キャンペーン第4弾
東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズ第10弾となる『透明な螺旋』文庫化記念キャンペーンの第4弾として、あなたにぴったりの“ガリレオ”作品が見つかる「ガリレオ診断…
2024/09/06
【9月12日(木)19:00~20:30】石田衣良『男女最終戦争』×井上先斗『イッツ・ダ・ボム』記念オンライントーク
この秋、文藝春秋から刊行される『イッツ・ダ・ボム』(9月10日発売)、『男女最終戦争 池袋ウエストゲートパークXX』(9月24日発売)の発売を記念して、著者の…
2024/09/05
若者より高齢者のほうが勝ち組だった! 幸福度が最高になるのは82歳以上『老いるが勝ち!』(和田 秀樹)
医療、特に高齢者医療に長いあいだ関わっていますと、理屈通りにはいかないなと思うことがしばしばあります。 タバコをスパスパ吸って一〇〇歳まで生きる人もいれば、…
2024/09/04
アルゼンチンアリを追って五大陸 “アリハンター”が驚異の生態を描く『世界を支配するアリの生存戦略』
読者の皆様は「アリ」に対してどのようなイメージを持っているだろうか? 子供の頃、アリとキリギリスの童話を読んで、アリは働き者という良いイメージを抱いた人が多…
2024/09/03
王子さまたらんとして、空へ 『最終飛行』(佐藤 賢一)
なぜかというに、地理学者に興味のあるのは、大都会のあいだを貫いて流れるエーブル河だけであって、モトリルの西郊、草むらに隠れて、わずかに三十ほどの花を養ってい…
2024/09/02
現代を生きる我々の心にも響く〈終活としての百物語〉 『大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ〈新装版〉』(宇江佐 真理)
本書は「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなどで知られる宇江佐真理が、二〇〇六年に発表した時代小説『大江戸怪奇譚 ひとつ灯せ』の文庫版である。二〇一〇年にも一度…
2024/09/01
勇気をふるって人生を謳歌した石井好子 『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』(石井 好子 沢村 貞子 川上 弘美選)
ずっしりと持ち重りする、苦みも甘みも凝縮された石井好子(一九二二―二〇一〇)の文章が本書には編まれている。その新鮮な驚きは、たとえば舞台に立つすがたに別の角…
2024/08/31
「地味の良さ」を体現した沢村貞子『精選女性随筆集 石井好子 沢村貞子』
「おていちゃん」の愛称で親しまれた沢村貞子は、平成元年(一九八九)に六十年に及ぶ女優生活に終止符を打った。引退の記者会見で「私は華のある女優ではないから引き際…
2024/08/30
出会うべくして出会った浄瑠璃という題材『結 妹背山婦女庭訓 波模様』(大島 真寿美)
一般の方向けの参考にはならないかもしれないが、まずは率直な感想を述べると、本作は私のような江戸時代の演劇の研究者にとっても、抜群に面白い小説である。その内容…
2024/08/29
多くの読者から愛される人の魂に寄り添う須賀文学『精選女性随筆集 須賀敦子』
長い時間をかけて作家になった須賀敦子は、らしくない作家ともいえる。 おそらく本人はみずからの作家というあり方を、肩書きや職業としてよりは、食べ、歩き、読むこ…
2024/08/27
戦争体験者がいなくなる前に作家が紡ぐ「非国民」と呼ばれた祖父の物語『星影さやかに』
しん、とした気持ちで読み終わった。 ああ、そういうことはあったに違いない、と思った。 わたしや作者の古内一絵さんが子どものころ、大人たちはほぼ全員、戦争の生…
2024/08/26
恐怖の深層、京怖の微笑み 『怖いこわい京都』(入江 敦彦)
比類無き一冊、と呼ぶべき本がある。 文字通り他に類を見ない独特の概念に貫かれて創られた一冊で、いうならばその作者の発明品のような書籍である。 一例を挙げるな…
2024/08/25
北里と鷗外はなぜ対立したのか? 歴史小説の頂点にして原点 『奏鳴曲 北里と鷗外』(海堂 尊)
本作品は、ともに「医療の軍隊」を創始しようとした森林太郎(鷗外)と北里柴三郎の、医学での業績と相互の人間的な連関とを、克明にあとづけた大作です。 本書(単行…
2024/08/24
オリンピックはなんのためにあるか『オリンピックを殺す日』(堂場 瞬一)
オリンピックを殺す、とは物騒なタイトルだ。数々のスポーツ小説や警察小説で世の人々の血を熱く滾(たぎ)らせ、心を震わせてきた堂場瞬一の作品名は象徴的な短い言葉…
2024/08/23
デビュー前に傑作ミステリー200冊を読み漁った著者を魅了した乱歩ワールド『令和 人間椅子』(志駕 晃)
本格的にミステリー小説を書いてみようと思い、一〇年位前に古今東西のミステリーや推理小説を貪るように読んだことがありました。当時のベストセラーはもちろん、不朽…
2024/08/22
李琴峰が誰からも奪われない/奪わない言葉で紡いだ、唯一無二の小説『彼岸花が咲く島』
日本で生まれ、日本で育ち、日本国籍を持っている。 そういう人びとの多くにとって、たとえば日本語とは空気のようなものだろう。当たり前のようにそこにあって、当た…
2024/08/21
「エンパシー」をどう訳すか『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』
この本の単行本が刊行された3年前からごく最近まで、取材を受けるたびに同じ質問を繰り返されてきた。「つまり、エンパシーというのは、何なのでしょう」 いや、それ…
2024/08/20
「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」との相互乗り入れも! 『枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋5』(山口 恵以子)
皆さま、『枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋5』を読んでくださってありがとうございました。このシリーズもいよいよ節目の第五巻を迎えることが出来ました。上手(うま…
2024/08/13
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CREA Traveller 2024 Vol.2 記事にお詫びと訂正がございます
2024.4.15
CREA2024年春号の記事にて お詫びと訂正がございます
2024.3.13