場所
目的
本の話
池波正太郎名作短篇「白浪看板」を追いかけた1年のこと。北村薫さんと北原久仁香さんのトークをお届け
9月24日(日)、旧安田楠雄邸庭園(東京都・文京区)にて、「ひとり語り 白浪看板」が開催されました。語り手・北原久仁香さんによる、池波正太郎原作「白浪看板」…
2023/11/17
認知症は「脳の糖尿病」だった! 20年後に後悔しないための処方箋 【認知症は食生活で防げる】
なぜ糖尿病の専門医が認知症についての本を書くのか、不思議に思われている方もいることでしょう。 その理由は、ひとことで言えば、アルツハイマー病は脳の糖尿病で、…
2023/11/16
須藤古都離の頭の中に響く声——『ゴリラ裁判の日』に続いて『無限の月』が生まれた理由
デビュー作が大きな話題を呼んだ頃、須藤さんの心を占めていたのは美しき「西湖」のことだった。そして、聴こえてきたのは――。 小説を書くにあたって、有名な小説家の…
2023/11/15
良家の若奥様と女中さんの不思議な絆――『襷がけの二人』(嶋津輝)/最新作を語る
2016年「姉といもうと」でオール讀物新人賞を受賞、19年同作を収めた短編集で単行本デビューした嶋津輝さん。本作は大正から戦後を舞台にした、自身初の長編小説…
2023/11/14
指名手配犯を追う二人の女性刑事――『緊立ち 警視庁捜査共助課』警察小説の名手・乃南アサの新作
警察小説の名手・乃南アサさんが、『自白 刑事・土門功太朗』以来、13年ぶりに描いたのは、指名手配犯を追いかける刑事たちの姿だ。主人公は、警視庁刑事部捜査共助…
2023/11/13
定時制高校の科学部を舞台にした「青春小説」が誕生するまで。『宙わたる教室』(伊与原 新)
「今年の連合大会、高校生セッションに抜群に面白い研究があったよ。定時制高校の科学部でさ、メンバーもいろいろで面白いんだ」 学生時代にお世話になった教授のそんな…
2023/11/10
最も救いなく人を恐怖させるもの『自選作品集 海の魚鱗宮』(山岸 凉子)
この夏、山岸凉子先生の「怖いマンガ」について書いて欲しいというオファーが二つ続けて来た。今夏は例年にない酷暑になりそうだから「背筋が凍るほど怖いもの」の需要…
2023/11/08
喜び、哀しみ、楽しさ、苦しさ――。忘れていた原点『ふたつの時間、ふたりの自分』柚月裕子エッセイ
このたび刊行となったエッセイ集は、デビューしてから十五年のあいだに書いたものだ。 改めて見ると、思っていた以上にあり、なかには書いていることを忘れているもの…
2023/11/06
コロナ下でも一切ブレない通常運転ぶりに凄みを見た!ジェーン・スー『マスクは踊る』書評
飄然と暮らすことが難しい時代になった。人間の抱える矛盾を受容した上で面白がったり、生活のあれこれを少し意地悪く観察したり、何事にも例外がある大前提を省略して…
2023/11/03
軽やかで奥深い。不安な時代を生きる日本人への応援歌『田舎のポルシェ』(篠田 節子)
篠田さんには二度、殺されたことがある。まず細貝(ほそがい)で。次に、さやかで。名字の時は登場人物の一人にすぎず逝き方もあっけなかったが、ファーストネームの際…
2023/11/02
重くてつまらない日常の肯定『ばにらさま』(山本 文緒)
基本的に物語というものは、生活を排除しがちである。ハリー・ポッターが洗濯する場面を読んだことがない。桃太郎がどんな服を着ていたのか、ほとんど知らない。恥の多…
2023/10/31
ホームズ×ルパンを彷彿とさせる最強の名探偵老老コンビ『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』
フランスの作家モーリス・ルブランの作品集に『ルパン対ホームズ』がある。 ルブランはもちろん怪盗アルセーヌ・ルパンの生みの親で『ルパン対ホームズ』はそのルパン…
2023/10/30
【冲方 丁】雄々しさと艶っぽさ、そして苦悩を抱えた光國の魅力『剣樹抄 不動智の章』
まいったな。『剣樹抄』を読み終え思わず唸った。「今度、ドラマにしたいと思ってる小説なんだ」とプロデューサーから手渡され、読み始めた。私は脚本家なので仕事とし…
2023/10/27
人間、孔子が生きている!『論語』が新たに甦る『孔丘 上下』(宮城谷 昌光)
《もし、どなたか、孔子の伝記を材料にして小説でも書かれるような時、いままでのように六十になって、七十になって、ますます徳が盛んになったという超人間では、小説に…
2023/10/26
火災現場に残された“三人家族”の遺体 しかし三人は赤の他人だった――伊岡瞬、新連載「追跡」に寄せて
《目の前を、親子三人が仲良く手を繫ぎ、楽しそうに歩いてゆく》 こんな表現に、わたしは以前から疑問を抱いていた。 もう少しきつい言葉で言えば、それは小説として「…
2023/10/25
新刊『雨だれの標本』に寄せて『雨だれの標本』(吉永 南央)
2023秋 吉永南央 人は変わる。 新作の創作用メモの1行目には、こうありました。 このエッセイの依頼を受けて、私は最初に何を思って本作を書こうとしたのだろ…
2023/10/24
岩井圭也、南方熊楠に挑む! 博覧強記の才人が、追い求めたものとは――「われは熊楠」に寄せて
「南みな方かた熊くま楠ぐす」の名を初めて聞いたのは、小学生の時だった。 私の両親は和歌山市の出身で、夏や冬の長期休暇にはよく和歌山へ足を運んだ。大阪に住んでい…
2023/10/23
ウクライナ戦争勃発から1年半。終わりの見えない戦争、世界情勢の行方は? (小泉 悠)
本書『終わらない戦争』は、二〇二二年秋から二〇二三年の夏くらいまでに行われた六本の対談を再録したものです。媒体もテーマもいろいろではあるものの、どの対談もウ…
2023/10/13
若き巨星、藤井聡太。彼に挑むライバル棋士たちを観戦記者が描く『藤井聡太ライバル列伝』
時代の覇者が対峙していた。 羽生善治と藤井聡太。1996年に七冠全制覇を果たした平成のレジェンドと、2023年に七冠を保持する令和の天才が、6月28日に第7…
2023/10/12
指名手配犯が今ここにいる! 圧巻の逮捕劇を描く。『緊立ち 警視庁捜査共助課』(乃南アサ)インタビュー
警察小説の名手である著者が、刑事たちの人間ドラマを描いた『緊立ち 警視庁捜査共助課』を刊行した。今作の主人公は、二人の女性刑事。刑事を描くのは、『自白 刑事…
2023/10/11
SHARE
【令和ロマン・松井ケムリと愛猫】「生き物の名前は全部、幸子でいい。それ以外は人間の傲慢」愛するあまりSNSに猫の写真を載せられない理由とは?
11時間前
浅野忠信さんの母・順子さん(74)が明かす、人生を変えた「60代の恋」 離婚、介護を経て…「一緒にいられるのは10年。楽しいことをいっぱいしようねって」
2025.6.5
《今年の夏こそ、リゾート・軽井沢へ》上質なお部屋、料理、温泉がそろう“新たなホテル”で、軽井沢の魅力を堪能する“魅惑のひととき”を。
2025.5.27
【氷川きよし】復帰後初の新曲「Party of Monsters」がクセ強すぎて脳内リピートが止まらない!
〈マムート〉の新作ウェアを旅の相棒に、俳優・瀧内公美さんと行く自然もアートも楽しむ山梨春旅!
2025.5.3
〈祝ゴールデングローブ賞受賞〉浅野忠信を育てた母・順子さん(74)が語る「家族の歴史」 米兵の父との別れ、元芸者の母との生活、“ハマに名を馳せた”10代…
2025.1.15
FANTASTICS八木勇征が“母との思い出の神社”へ。おみくじに学ぶ「与えられた役割」の意味とは?
山口小夜子も参加した“伝説の美少女軍団”「クレオパトラ党」、浅野忠信の母・順子さん(74)もメンバーだった!「ディスコでバチンバチンになることも…」
2025.1.25
脳科学者・中野信子さん「そもそも悩むのはなぜでしょう?」 代官山 蔦屋書店でトークイベント開催決定!【7月3日(木)19:00~20:30】
2025.6.2
「ライオンに嚙みつかれたシマウマは“恍惚”の表情を…」旭山動物園を日本一にした獣医師・小菅正夫が“死にゆく動物”を見て気づいたこと
2025.5.24
《知る人ぞ知る、横浜の新スポット》絶景の“最上階ラウンジ”で「アフタヌーンティー」 約20種の焼き菓子のスイーツワゴンにうっとり…〈ベイエリアも一望〉
《“私の立ち食いそば店ベスト3”を特別公開》洗練されたお店を営む“本格派蕎麦職人”があえて「立ち食いそば」を食べ歩きまくる理由
2025.5.26
《横浜の新スポット》無料エリアに“あこがれの名店”が! 本店の味が楽しめる「馬車道十番館 横浜美術館 喫茶室」をレポ〈ケーキやプリン、埴輪スイーツも!?〉
6月6日発売
「地球を救うために今アクションを」環境保護写真家が伝える、海の美しさを守る未来
「生理中に感じている、ちょいズレストレスは減らせる!」 今話題の“ついてくるナプキン”の魅力を伊藤千晃さんが語る
2025.5.14
カルティエのダイヤモンドが語る「時の旅」 辻村 深月
《ご褒美スイーツ5選》スイーツ好きの女性5人が厳選! 自宅に「冷凍スイーツ」があると、梅雨の時期でも帰宅が楽しくなる
2025.6.1
6月6日の月が教えてくれるヒント 食べ物の趣味が合う人を探す
2025.6.6
【心理テスト】おすすめのリラックス法 公園で見つけた昆虫は?
4時間前
フットメジのジェット泡 足洗いソープを3名様にプレゼント
『CREA』2025年春号(通常版)に関するお詫びと修正版PHOTO CARD送付のご案内
2025.3.13
「CREAかわいいニャングランプリ2025」個人情報に関するお詫びとご報告
2024.12.30
CREA2025年冬号の記事にて お詫びと訂正がございます
2024.12.6