街の中心地に建つドゥオーモは、ゴシック建築の象徴。昼間は135本の尖塔の細部をじっくり鑑賞し、夜はライトアップされた幻想的な美に浸りたい。 1469年に完成したサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。小窓から光が注ぐ時間も美しい。食堂の壁に描かれたダ・ヴィンチ作《最後の晩餐》を見るには予約が必要。 夕暮れとともにあかりが灯るドゥオーモ広場のガッレリア。完成は1877年頃。昼間は中のアーケード中央のガラス製のドーム状天井から光が注がれ美しい。 サンタンブロージョ教会は385年ごろに建てられミラノで最も古い教会。半円アーチが施された造り。ミラノの聖人、アンブロシウスが祀られている。 近未来的なビル群が目を引くポルタ・ヌオーヴァ地区。左側に建つのがイタリアの大手銀行の本店が入るウニクレジットタワー。象徴的な尖塔の高さは230m。 モダニズムを代表する建築家ジオ・ポンティによるサン・フランチェスコ・ダッシジ・アル・フォッポニーノ教会。開館は1964年。六角形の開口部が特徴。 ミラノの新しい顔、ボスコ・ヴェルティカーレ(垂直の森)は樹木や多年草で覆われた建物。植物の成長とともに完成まで7年かかった。中は集合住宅とオフィス。