エルメスの“聖地”である、パリ・フォーブル・サントノーレ通り24番地にあるエルメス第1号店。1880年にアトリエを併設した店舗と、住居を兼ね備えるために移転したこの場所は、メゾンの原点。現在、ここにはブティックのほか、馬具のアトリエや「ミュゼ」と呼ばれる美術館のほか、屋上には空中庭園が設えられており、『カレ』を掲げる「騎乗の花火師」が設置されている。©Studio des Fleurs エルメスと関わりの深い馬がインスピレーション源になったスカーフは、数ある絵柄の中でも毎シーズン登場。アーティストたちが想像の翼を広げて描く馬の姿を、艶やかなシルクツイルの上に、無限の色のバリエーションで表現している。一枚のスカーフが完成するまでには、約2年もの月日を要するのだそう。 上右:「カレ 90」(90×90cm)『ア・トゥット・アリュール』88,000円、上左:「カレ 90」(90×90cm)『シュヴォー・デシェネ』88,000円、下:「カレ 90」(90×90cm)『アカデミア・イピカ』88,000円/エルメス(エルメスジャポン) 「カレ 90」(90×90cm)『ブケ・フィナル』88,000円/エルメス(エルメスジャポン) シルクツイルに表と裏で同じ柄を異なる色彩で描いたリバーシブル仕様の「カレ ダブルフェイス」。職人が手作業で縁かがりを施したルロタージュ仕上げも贅沢なアクセントになっている。 上:「カレ ダブルフェイス90」(90×90cm) 『フラミンゴ・パーティー』108,900円、下:「カレ ダブルフェイス90」(90×90cm) 『プティ・デュック』108,900円/エルメス(エルメスジャポン) カシミヤ70%にシルク 30%をブレンドしたストールは、正方形の「カレジェアン」と三角形の「トライアングル ジェアン」が代表的。 上・左:「トライアングル ジェアン」(208×99cm)『クリック・クラック』161,700円、上・右:「トライアングルジェアン」(208×99cm)『千と一のウサギ』161,700円、下:「カレジェアン」(140×140cm)『パドック』234,300円/エルメス(エルメスジャポン)