トーストにサンドするのは、カヤジャムとバター。カヤジャムの甘さとバターの塩気が混じり合う、やみつき必至の味。 カヤジャムはカスタードに似たリッチな甘さ。香りづけに、パンダンリーフというアジア料理でよく使われるハーブのしぼり汁を加える。 パンダンリーフ(右)はタコノキ科の植物で、長細い笹の葉のような形状。火を加えると、ゆでたての枝豆のようなほっこりした甘い香りがする。 パンダンリーフの繊維はとても固いので、ミキサーで砕けるよう、2センチ幅ぐらいに切る。 ミキサーに入れ、少量の水(150ml程度)を加えて、細かくする。 茶こしなどで繊維をこし、しぼり汁を抽出。 抹茶のような色のしぼり汁のできあがり。 均等に火が通るよう、材料がなめらかになるまでよく回す。 65~70度ぐらいの温度を保つようにする。 温度のムラができないよう、ゆっくり絶えずかき回す。 だいたい45分程度で写真の見た目に。もしダマになってしまったら、ふたたびミキサーにかけてなめらかにすればOK! 冷蔵庫で10日間ほど保存が可能。 厚切りの食パンにカヤジャムを塗り、スライスしたバナナ、とろけるチーズをのせてトーストする。実はこのメニュー、現地の「ドミノ・ピザ」で人気のマレーシア限定メニュー。