ラムセスデイのアブシンベル神殿。この日を目指し、世界中から人々が殺到する。(C)Ryoichi Sato ユネスコによって救済され、世界遺産になったアブシンベル神殿。ラムセス2世の威光を伝える遺産だ。 ラムセス2世が4体ずつ、左右に並ぶ大列柱室。通過する人々を睥睨しているかのよう。 大列柱室の像の裏、壁に刻まれた馬車に乗るラムセス2世。 勇猛果敢に戦うラムセス2世を描いたレリーフ。 アブシンベル神殿の入り口に立つネフェルタリ。こちらはラムセス2世の膝丈サイズ。 大神殿から100メートルほど離れた、ネフェルタリのために建造された小神殿。こちらのネフェルタリはラムセス2世と大きさがほぼ一緒なのに注目したい。 アスワンからはミニバンや観光バスが深夜に集合し、隊列の前後に護衛車をつけながらアブシンベル神殿へ向かった。 朝5時過ぎにライトアップされた神殿前へ到着。すでに人、人、人。 最初の一筋の朝日に照らし出される大神殿を見ようと、皆待ち構える。 ナーセル湖からご来光が顔を出す。 至聖所の4体の神々のうち、左端の闇の神プタハのみ光が当たらない設計。 ナーセル湖の湖面を渡る鳥たち。イベント後は心落ち着き、周囲を見渡す余裕も出てくる。 お揃いの衣装で聖なるイベントに立ち会うグループも。