11月 ふふ 東京 銀座

https://www.fufutokyo.jp/

 リゾート地や人気観光都市へ展開する「ふふ」だが、昨年11月16日に開業した「ふふ 東京 銀座」は都心も都心、東京メトロ・銀座一丁目駅直結というすごい立地。

 通常、新規開業施設へは、オペレーションの完成度を勘案して3ヶ月~半年後くらいに出向くのがパターン。今回はイレギュラーな訪問だったが、駐車場、レセプション、ゲストリレーションも秀逸で、開業直後とは思えない。ファーストインプレッションは宿の真価を示すワンシーンとは持論だが、滞在への期待が何乗にも膨らむ。

 これも伝統を紡ぎつつ、各地へ展開してきたふふのポテンシャルなのだろうか。ふふが誕生する度にブラッシュアップを肌で感じる客室は、全34室(11タイプ/55平方m~163平方m)という隠れ家感のあるスモールラグジュアリー、リビングとベッドスペースのさりげないプライベート性の高さ、広々としたバルコニーから銀座の街並みを望む開放感はこれまでのふふと比べても際立つ。

 熱海から運ばれた天然温泉もいい。最上階のルーフトップラウンジは屋上庭園の中に足湯を設えた特別な空間で、木々に囲まれたデイベッドも印象的だ。夕刻からフリーフロー。大都会の喧噪と隔離されたサンクチュアリを存分に感じるが、ここは銀座なのだ。

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