【京都2026年開運初詣】馬上妙技から絵馬の起源、競馬ファンも集う「勝運の聖地」まで！ 「馬ゆかりの神社」5選

水神に捧げた祈りを起源とする「絵馬発祥の社」

◆貴布禰総本宮 貴船神社（京都市左京区）

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　京都の奥座敷・貴船に鎮座する、水の供給を司る神・高龗神（たかおかみのかみ）を祀る古社で、「絵馬発祥の社」としても知られています。

　古来、朝廷には、日照りが続いた際には雨乞いとして黒馬を、雨止みを祈願するときには白馬または赤馬をこの神社に奉納する習わしがありました。

　しかし、生きた馬を度々奉納することは大きな負担であったため、やがて馬の姿を板に描いて代用するようになります。こうして生まれた馬の絵が現在の絵馬の起源とされ、全国の神社へと広まっていきました。

　社名の由来には諸説ありますが、「氣生根（きふね）」すなわち万物のエネルギーが生まれる根源の地とする解釈もあり、気力回復・運気上昇のパワースポットとして現代でも多くの人を惹きつけています。

　この神社は縁結び・運気隆昌・諸願成就のご利益があることでも知られ、御神水に浮かべると文字が浮かび上がる「水占みくじ」は、貴船神社ならではの神秘的な体験として多くの参拝者に大人気です。