バラエティ豊かなショコラの世界
店名を冠した「デリス」は、スイートチョコ、タヒチヴァニラを使ったミルクチョコの2種類。豊かなカカオのテイストと香りが楽しめます。
「チェリー」は、チェリーのジュレとシナモンのガナッシュの2層で、そのハーモニーがクセになるおいしさ。
緑色をした「マリブ コンコンブル」は、ホワイトチョコにキュウリとココナッツと蜂蜜というユニークな組み合わせ。「キュウリのピュレを使って、瓜のような不思議な味わいにしてみました」。今まで食べたことのないチョコにびっくり。
桜の花柄の「チェリー」は、ガナッシュが2層。下はシナモンの風味で、上はチェリーのジュレ。口の中に複雑な味わいが広がります。
右:ひとつひとつ、丁寧に仕上げていきます。
「カフェ」は、神戸市岡本のコーヒー専門店『ラヴェニール』さんとのコラボ。2013年のコンテストで世界1位になったブラジル・サンフランシスコ農園のコーヒー豆とチョコがマッチして、大人の味わい。
人気ナンバーワンの「ヘーゼルナッツ」は、クレープのサクサクした食感とナッツの香ばしさが、なめらかなミルクチョコと好相性。
酒造メーカーの日本盛とコラボして生まれた、西宮でしか入手できない大吟醸酒の原酒を使用した「MIYA 酒 COLAT」、ヱビスビールと木苺のジュレの「ビール・フランボワーズ」など、お酒を使ったボンボンもあります。
他にも、シャンパンやレミーマルタン、最高級ラム酒、国産のユズをガナッシュに使ったり、シュガーレスで作ったり。「考えて次々新しいものを作るのが好き」。アイデアは無限大。ケースには、新しいボンボンがどんどん並びます。「どれにしようか」と迷うことも含めて、チョコレートを楽しんでほしいのだとか。
「バレンタインデーに向けて、気合いを入れてチョコを作っています(笑)。かわいくておいしい、ティーカップ形やパンケーキ形の特別なボンボンも作りますよ」。その名も「ティーパーティー」というセットを期間限定で販売するのだそう。特別なチョコを、自分や友人のために購入する客も多いそうです。
2015.02.08(日)
文・撮影=そおだよおこ