ポール・スミスやズービン・メータも登場

ジェーン・バーキンは、地獄谷、奈良公園、神楽坂、そして新宿ゴールデン街など、さまざまな場所を薦めている。

 世界のセレブリティおよび文化人41名が、自らの愛する「日本」を推薦する英文ガイドブックが登場した。

 その名は『TRAVEL GUIDE TO AID JAPAN』。東日本大震災による風評被害などでダメージを受けた日本観光を支援するために、親日家として知られる錚々たる海外の有名人たちが、無償で寄稿を行っている。

 英国のデザイナー、ポール・スミスが推すのは中山道の妻籠と馬籠。古い宿場町の姿を今も保っているところに驚きの声を上げている。オランダのジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンが薦めるのは奥入瀬渓流。ことに秋は素晴らしいと絶賛する。

 これ以外にも、久留米、紀伊半島、お茶の水、小豆島、小布施、彦根など、日本通ならではの地名を挙げた寄稿者が多く、大変読み応えのある内容に仕上がっている。

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2011.09.16(金)