TwitterやFacebookからユーザーの関心事を解析

「TABITTER(たびったー)」をご存じだろうか?

 このウェブコンテンツは、国内旅行振興キャンペーンの一環として、観光庁が昨年12月に開設したもの。TwitterもしくはFacebookにおける過去のつぶやきを参考に、その人に最適な旅先を提案するサービスが人気を呼んでいる。オープン期間は、3月31日まで。

 この旅先マッチングコンテンツは、まず、サイト訪問者の過去のつぶやきを取得し、つぶやきに含まれる頻出ワード(=関心事)を自動抽出する。その抽出ワードと、観光庁が昨年7月に開設したユーザー参加型ウェブサイト「日本再発見。~もう一度日本を見つけよう~」に蓄積された観光地の魅力に関する投稿内容をマッチングさせることで、TABITTERが最適な旅のデスティネーションとその情報を提示するという仕組みだ。

ポップなデザインがかわいらしい「TABITTER」のトップページ。みんなでパソコンの前に集まって旅先を検討するのも楽しそう

 サイト訪問者は、ほぼワンクリックで、自分に最もマッチする旅行先を知ることができる。また、ユーザー本人だけではなく、同様の仕組みで友人にぴったりな旅行先を知ることも可能だから、誰かを旅に誘うきっかけにすることもできるだろう。

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2012.02.03(金)