Magnificent View #284
カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院(インド)
(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
いとけないお子様には、ちょっと見せるのがためらわれる彫像たちである。
ここは、インド北部の都市、カジュラーホーに残るカンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院。この地に残る25ものヒンドゥー教の堂宇の壁面は、ご覧のようにセクシャルな彫刻によって覆われているのだ。
これらが建立されたのは、950年頃を皮切りとするおよそ100年の間。当時この一帯を支配したチャンデーラ朝の栄華を象徴する寺院群は、世界遺産にも登録されている。
愛の経典「カーマ・スートラ」を体現したがごとき性愛交合像は、ミトゥナと呼ばれる。
通常の性行為のみならず、大勢が入り乱れるもの、動物を相手にしたものなども多いというから驚いてしまう。聖と俗が織り成す深い深い世界が、ここには存在する。
