まずは三和酒類が誇る「いいちこ日田蒸留所」を見学
三和酒類が誇る日田市のいいちこ日田蒸留所から。こちらは焼酎を生産しているだけではありません。製造施設を一般の人にも公開していたり、原酒や貯蔵酒のテイスティングを行うことができたり、グラスなどオリジナルグッズの販売も行われていたり。焼酎について実際に体感しながら楽しく学ぶことができる場所なのです。
通常は見学通路からの自由見学が可能ですが、春の「蔵開き」と秋の「紅葉祭」や、「いいちこ日田蒸留所ものづくりツアー」の際は、蔵人ガイドツアーとして、普段立ち入ることができない製造場内を蔵人が案内し、「いいちこができるまで」のこだわりを知ることができます。
例えば、麦を60%近くまでけずり、水に浸してから蒸した蒸し麦とそれに種麹を加えてつくられる麹の現物を、実際に手に取って比べることができたり。
貯蔵棟では、樫樽や巨大なホーロータンクがズラリと並ぶ圧巻の光景を目にすることができます。三和酒類には「いいちこスペシャル」や「いいちこスーパー」など高級な長期貯蔵酒もラインナップされていますが、そういった原酒がゆっくり寝ている様子を見ていると、熟成後の出荷が待ち遠しい気持ちになってきます。
ブレンド体験で自分好みの焼酎に仕立てる
また、同じく「蔵開き」と「紅葉祭」、「いいちこ日田蒸留所ものづくりツアー」の際は、ブレンド体験もできます。3種類の原酒を好きな割合でブレンドし、自分だけの焼酎をつくることができるのです。
用意されている原酒は、香る後味とほろ苦い甘さが特徴の「全麹常圧蒸留原酒」、すっきりした後味となめらかな甘さが特徴の「全麹減圧蒸留原酒」、バニラ香が豊富でカラメルの味わいが特徴の「長期熟成貯蔵酒」。ひとつずつ少量を口に含んで個性を確認するところからブレンド体験がスタートします。
それぞれの味わいの特徴を把握したところで、3種類の原酒をどういう割合でブレンドするのが良いのか、自分なりに決定します。正解はないので、自分の感覚を信じて決めればOKです。1種類ごとにメモリ付きカップで分量を測り、グラスに注ぎます。
すべてをグラスに注ぎ入れたら、香りと味わいを確認します。必要であれば、原酒を追加することでバランスを調整したり、水を加えたりして味わいの変化を確認しながら、自分なりのブレンドを完成させます。水の量をブレンド後の原酒と同量にすれば、アルコール度数が20%程度まで低下し、香りと口当たりがなめらかになるので、強いお酒が苦手な人はお試しあれ。
ブレンドに使用した3種類の原酒は、「いいちこ日田蒸留所 3本セット」として同蒸留所内のショップや公式オンラインショップで販売されているので、それを手に入れることで自宅でもブレンド体験が楽しめます。
ちなみに直近では、2026年2月21日(土)、28日(土)に「いいちこ日田蒸留所ものづくりツアー」の開催が予定されています。蔵人ガイドツアーやブレンド体験に興味があれば、事前に申し込みをした上で参加してみては。
いいちこ日田蒸留所
住所:大分県日田市西有田810-1
電話:0973-25-5600
営業時間:10:00〜16:00
定休日:火(祝日の場合は営業)、盆、年末年始
入場料:無料
https://www.sanwa-shurui.co.jp/factory/hita/
