卒園が近づき、娘弁当作りもあと少しで終わり…

――卒園が近づいてきて、娘弁当作りが続くのもあと少しだけなんだ、と気づいた時は、たかぎさんもちょっぴり感傷的な気分になったとか。

 そうですね、「今日新しいピックだったね」とか「今日のウインナー、いつもと切り方がちがったね」とか、娘はよくお弁当のちょっとした変化に気づいて感想をくれていたのですが、こういうやりとりもなくなるんだなぁ~と思ったら、ちょっとさみしくなりました。園児服もかわいかったし、園にお迎えに行くと娘が教室から飛び出してくるのもかわいかったから、幼稚園時代がもう終わっちゃうこと自体がさみしくなってきて……。

――幼稚園での最後のお弁当はどんなお弁当だったんですか?

 最後のお弁当は、いろんな味のミニおにぎり5個に唐揚げ、娘が好きなキャラクターのかまぼこ、デザートはいちごでした。本当は、海苔を使ってメッセージ入り弁当とか、ハムをお花にしてみるとか、3年間食べてくれてありがとうという気持ちを込めた、なにかちょっとラストっぽいことしてみたかったです。

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