映画『ふつうの子ども』で主人公上田唯士の母、恵子を演じた蒼井 優さん。ガールズグループに背中を押され、子どもに社会との接点をもらい、そして、“楽しい”と思えるかどうかで仕事を選べるようになった今。俳優として、ひとりの生活者として語る、日々の気づきと変化を伺いました。
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ガールズグループにエンパワーされています

――蒼井さんは、かき氷だったり、ハロー!プロジェクトの「アンジュルム」だったり、その時にハマっているものを積極的に共有してくれます。今は何に夢中になっていらっしゃいますか?
今でも「アンジュルム」の皆さんのことは大好きです。子どもが生まれてからはライブに足を運ぶのはなかなか難しくなっちゃいましたが、変わらず応援しています。最近新たに夢中になっているのは、ちゃんみなさんがプロデュースしている「HANA」。ちょうど他のドラマの撮影中に、オーディション番組「No No Girls」にハマって。女性キャストやスタッフみんなに「これ、見て!」って布教してまわっていました。おすすめしたスタッフさんの中には、ファンクラブに入った方もいるみたいです。
――「No No Girls」のどういった部分が蒼井さんの心に刺さりましたか?

「努力次第で人生は切り開ける」と伝えてくれる点ですね。それをエンターテインメントとして作り上げているのも素晴らしい。めちゃくちゃエンパワーされました。撮影の合間にみんなで見たり、感想を言い合っていたりしたので、「HANA」とちゃんみなさんのおかげで現場に一体感が生まれていました。
2025.09.13(土)
文=高田真莉絵
撮影=深野未季
ヘア&メイク=草場妙子
スタイリング=岡本純子