「今」だからこそ実家の断捨離を考えておこう

 いずれ親に話そう、と思っていると、私のように急に救急隊員さんから電話が来ることもあり得ます。何事もいつどうなるのかわかりません。

 実家にどれくらいの荷物があるのか。歩きにくかったり、災害時の非常用品が出せないなど、どれくらい親が困っているのか、これから困る可能性があるのか。

 こうしたことをチェックし、断捨離をやろうと決意するだけでも、大きな一歩になると思います。

 ご兄弟がいるなら、カジュアルな感じで話し合ってみるのもおすすめです。例えば兄弟が両親と同居しているといったケースもあるでしょう。

  • ● 帰省した時、親と協力して親の部屋だけ手伝う
  • ● 物理的に協力することは難しくても、例えば掃除代行を依頼するなど、遠隔でもできるこまごまとした手配は請け負う

 など、自分がどれぐらい関わるべきかを洗い出しておくだけでも、後々スムーズになると思いますよ!

自分の荷物だけでも断捨離してみる

 まだ実家に自分の荷物が置いてあるという方、帰省の折にまず、それを断捨離してみてはいかがでしょうか。

  • ● すべてのものを出す
  • ● 要/不要を考え、分ける(できれば、不要のものを多めにしてコンパクト化)
  • ● いらないものを処分!

 実家を出ておられるならば、処分も比較的容易なはずです。最初はしんどくてもすっきりすればするほど、軽やかな爽快感を味わえるようになります!

2025.08.12(火)
写真・文=宇野なおみ
写真=Afro