山歩きを快適にする、アークテリクスの登山名品たち

 ハイキング中、鳴神山の緑との色の調和が印象的だったのがアークテリクスのウィンドシェル「スコーミッシュ フーディ ウィメンズ」。軽量で耐久性に優れるうえ、折りたためばとてもコンパクトに。登りで暑くなってきたら、脱いでザックにさっとしまえてしまう手軽さはうれしいポイント。

 中に着た「ティーマ クロップド ショートスリーブ ウィメンズ」も、通気性と速乾性が高く、これからの季節の山歩きにはぴったりのアイテムです。

 日頃から低山ハイキングを楽しんでいるという、吉岡さんにその使い心地を聞くと、「Tシャツは汗の乾きが速くて、さらっとした肌あたりが心地よいですね。このウィンドシェルとTシャツさえあれば、行動時の体温調整も楽ちんで、夏山のさまざまな天候に対応できると思います」

 トレランパックのようなハーネスとウエストショルダーが抜群のフィット感をもたらす、「エアリオス 18 バックパック」もアークテリクスの人気アイテム。機能的であることに加え、スタイリッシュなデザインと鮮やかなカラーが、この日の吉岡さんの淡色コーディネートに映えていました。

足どり軽く、信頼できるシューズが山歩きをサポート

 これはすべてのハイカーに心当たりがあるかもしれませんが、山歩きでは、登りより下山のほうが不思議とあっという間に感じられるもの。さくさくと歩みを進める彼女の足もとをサポートしていたのは、アークテリクスの「コペック MID ゴアテックス ウィメンズ」。

 足首を適度にホールドするミッドカットスタイルが、安定感に優れ歩きやすいうえ、こちらのシューズは防水仕様。急な雨や沢水で濡れた山道でも頼りになります。さらに、堅牢な作りながら、見た目とは裏腹にとても軽量。足の疲労を感じやすい登山初心者こそ、ぜひ履いてみてほしいモデルです。吉岡さんもその軽やかな履き心地が気に入っていると話してくれました。

 無事下山を完了したら、次は桐生の街へ。地元のグルメや歴史ある産業に触れ、カフェでワンブレイク。CREAが提案する山旅の街編に続きます。

アークテリクス

https://arcteryx.jp/

2025.08.08(金)
取材・文=宮﨑真里江
写真=釜谷洋史