人気セレクトショップ「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」が主催する、アウトドアイベント「タイニーガーデンフェスティバル(TINY GARDEN FESTIVAL)」が今年も開催されました。長野県茅野市の蓼科湖畔、同社が運営する宿泊施設「タイニーガーデン(TINY GARDEN)蓼科」を拠点とするイベントのコンセプトは“小さな庭先で繰り広げられるガーデンパーティー”。仲間や家族と自然の中でのんびり過ごせるアットホームな2日間をレポート。

 イベントでは、タイニーガーデン蓼科のフィロソフィー、“衣・食・住・遊を紡ぎながら、新しいライフスタイルを提案する”に呼応するように、毎年ジャンルを横断したさまざまなワークショップやレクリエーションを展開します。会場は、メイン会場と第二会場の2拠点で構成し、メイン会場の入場料は大人(中学生以上)が2days 5000円、1day 3500円。小学生以下は無料。

 都会の喧騒を離れ、緑に囲まれてのんびりとした時間を過ごせるこのイベント。車でのアクセスが良好な立地ということもあり、会場は小さな子ども連れの家族で賑わいました。

廃材を使ったワークショップは、子どもたちが地球の未来を考えるきっかけに

 ワークショップでは、子どもも楽しめる企画を用意。廃材を再利用するワークショップも多く、子どもたちが地球の未来について考える、よいきっかけになったかもしれません。

 会場で目を惹いたのは、アーバンリサーチの日本各地のモノづくりを発信するプロジェクト“JAPAN MADE PROJECT”の一環、石川県の「工房ヒゲキタ」の段ボールでティラノサウルスの帽子を作るワークショップ(550円)。子どもたちは広場をノシノシと歩く大きなティラノサウルスに目を輝かせ、それに続くように帽子を作り、次々と小さなティラノサウルスに変身しました。

2025.07.02(水)
取材・文=福永千裕
写真=釜谷洋史