だんだん気温が上がり、気持ちのいい風が吹く季節。「ハワイに行きたいな」と思っている人も多いかもしれません。なかなかすぐには行けない、という人には、帝国ホテルとハワイの名門ホテル「ハレクラニ」とのフェアで、グルメからハワイを感じてみませんか?


「ハレクラニ」のシェフが監修した新作メニューも続々!

 帝国ホテルとハレクラニが提携を開始したのは2009年のこと。それ以来、毎年「ハワイ ハレクラニフェア」が開催され、楽しみにしている人も多いフェアとなっています。

 今年もまた、ハレクラニのバンケット・イベントシェフ、シェイデン・サトウ氏がメニューを監修。帝国ホテルのスタッフと密にやりとりをし、ハワイの味を日本に届けてくれました。

 東京と大阪で開催されるフェアの内容とメニューの一部をご紹介しましょう!

◆オールデイダイニング「パークサイドダイナー」

 本館1階にあるオールデイダイニング「パークサイドダイナー」には新作がたくさん! 日本のルーツも持つシェイデン サトウシェフは、今年は特に日本の食材を多く使い、ハワイのテイストを伝えています。

 この「鯛のソテー ネギマッシュルームライス」も、皮はカリッと、身はふっくらと焼き上げた鯛のソテーに、ネギのピューレ、しめじ、えのきを和えたライスを添えて。

 また、日本からハワイに移住し、農業に従事してきた歴史に敬意を込め、その象徴であるパイナップルを全メニューに取り入れることにしました。ここではソースのベースがパイナップルで、生姜やエシャロットを加えています。

 舞茸やオクラも添えられ、ワンプレートで大満足のひと皿です。

 こちらはハワイの伝統料理をアレンジ。「カルア」はハワイ語で“焼く”という意味で、カルアポークは、ハワイ語で“お祝い”を意味する「ルアウ」の場で欠かせません。ここでも少し日本のテイストを加え、やわらかく蒸し焼きにした豚肉に、肉の旨味と和風出汁、きび糖を使ったソースを合わせています。

 また、たっぷりと添えられているのが、紅芋ピューレ! カルアポークには伝統的に紅芋を添えることが多いのだそうです。ライスにはホワイトぶなしめじを混ぜ、ここでも焼きパイナップルや海苔の天ぷらなどを添えています。混ぜながら、楽しく食べられるワンプレートメニューです。

オールデイダイニング「パークサイドダイナー」

提供場所 帝国ホテル 東京 本館1階
電話番号 03-3539-8046(直通)
提供期間 2025年5月1日(木)~6月30日(月)
提供時間 11:00~22:00(L.O.21:30)
※料金はすべてサービス料込。

2025.05.10(土)
文=CREA編集部