グルテンフリー&ヴィーガンでギルトフリー! ご褒美しながら体のことを考えるケーキ

【茂木さんのイチ推し】一度にいろんなマロンの食感を楽しめるケーキ

 甘いものが食べたいけど、カロリーや体への負担も考えたい。そんな人には美容や健康を意識した素材で作られた、ヴィーガンやグルテンフリーのスイーツがおすすめ。食べ過ぎた年末年始の重たい体には、軽やかな甘さがぴったりです。

 茂木雅世さんが選んだのは、米粉を使ったグルテンフリーのロールケーキ。たまごや乳製品もフリーのヴィーガンケーキで、植物性油脂と豆乳クリームで作られています。マロンペーストを練り込んだ豆乳ホイップと、スポンジの上のマロンクリームとで、栗が大好きな人にはたまらない一品。

「クリームが濃厚な味わいでありながら軽くてあっさりしているので、大きめにカットして食べたくなります。しっかり解凍してもいいのですが、半解凍でいただくとクリームがアイスのように食べられるので、それもまたおいしい。中には大きな渋皮煮がゴロゴロと入っていて、贅沢な味わいです。たくさんの方で集まるときや子どもがいるパーティーなどは、アレルギーの有無がわからないことがあるので、ヴィーガンでグルテンフリーだと、持っていきやすいですね」(茂木さん)

 作っているのは、東京・広尾にある動物性食品を一切使用しない、100%植物性素材のパティスリー「hal okada vegan patisserie」。チャヤ マクロビオティックスでのシェフパティシエなどを経て、30年以上ヴィーガンやグルテンフリーのスイーツを研究し続けたシェフだからこその、特別な味わいです。

【hal okada vegan patisserie】モンブラン・ロールケーキ 4,500円(税込)

https://cake.jp/item/3401611/

【岡田さんのイチ推し】フランス菓子店がつくる、みんなにやさしいお菓子

 岡田倖歩さんのおすすめは、小麦、乳、たまご、白砂糖を使用しないで作った、グルテンフリーで植物由来のムースケーキです。米粉や大豆粉やアーモンドミルクを使った生地に、豆乳クリームを使ったムースを重ね、甘みは低GIのアガベシロップを使用。半解凍にして冷たくいただくと、よりおいしくいただけます。

「カロリーを気にしていたり甘いものを控えていたりする方におすすめしたい、ギルトフリーなムースです。ヴィーガンとは思えないほど見た目が上品で華やかなうえ、食べ心地が軽やかで、疲れた日のスイーツとしてもおすすめ。甘いものが苦手な人でも食べられて、アレルゲンフリーなのも嬉しいです」(岡田さん)

 横浜馬車道で生まれたプラントベースブランド「LasOlas」では、誰もがおいしく食べられるようにと、グルテンフリーやヴィーガンのスイーツを作っています。高級感あるパッケージを意識しながらも、ベジタブルオイルインクを使い、木質資源に配慮して環境にやさしいパッケージでお届けしています。

【LasOlas】フローズンラズベリームース 4,320円(税込)

https://cake.jp/item/3402925/

2025.01.06(月)
文=吉川愛歩
写真=深野未季