資源に注目した親子で楽しめるワークショップも

 日本科学未来館では、親子で楽しめるワークショップが開催されました。7階では、工場などから生まれる端材を使ったワークショップ「ハザイの回転寿司屋」をオープン。さまざまな表情や触感を持つ捨てられるはずの端材(ハザイ)を使ったユニークなお寿司を実際につくることができます。

 海洋の絶滅危惧種である渡り鳥をモチーフにしたステーショナリー制作のワークショップも開催されました。都民の鳥「ユリカモメ」は渡り鳥。渡り鳥のエキスパートである山階鳥類研究所の澤祐介先生をお迎えしながら渡り鳥とその環境について楽しく学び、小物入れをアーティスティックにデコレーションしていきます。 

 毎年、芸術の秋に合わせて、臨海副都心とアートが出会い、これまでにない、新たな体験を創造する「ARTBAY TOKYO アートフェスティバル」。

 アート好きの方はもちろん、秋のお出かけにもぴったりな体験型アートフェスティバル。2025年はどんな新たな世界を私たちに提示してくれるのでしょうか。

 アートフェスティバルだけでなく「ARTBAY」では、さまざまな提案で臨海副都心の魅力を創造しています。何か新しい体験をしてみたい、そんな時は臨海副都心を覗いてみるのはいかが。

2024.10.11(金)
文=桐生 奈奈子