来たる10月9日(水)、文庫版『烏の緑羽』が発売となります!
解説は、このコラムでもちょっぴりご紹介した「ネタばれ上等!『楽園の烏』の舞台裏を語りつくすトークライブ」でもご一緒させて頂いた、山口奈美子さんです!
三省堂書店有楽町店さんといえば、(もう開催したのが遠い昔のことのように思えますが)装飾コンテストやPOPコンテストの時代から、熱心に八咫烏シリーズを応援して下さっていた書店さんです。いつもめちゃくちゃ気合の入った素晴らしい装飾と秀逸なPOPとで新刊刊行を盛り上げて下さっており、都内では随一の八咫烏シリーズ応援店舗として、わたくしは全く頭が上がりません……!
実は山口さんは、単行本『烏の緑羽』が発売された当時、自主的に紹介の記事を書いて下さったのです。そういうものが出ますとは全く聞いていなかったので、見つけた時には「いつの間に!?」とびっくりしつつ、めちゃくちゃ嬉しかったのをよく覚えております。
今回の文庫化にあたり、是非そんな山口さんに解説をお願いしたいと駄目もとで申し上げたところ、大変ありがたいことにお引き受け頂けることになったのでした!
前述した通り、八咫烏シリーズは過去に行った各種コンテストからも分かる通り、書店員さんの地道な応援を頂いて成長してきたシリーズです。書店員さんの視点から解説をして頂けるなんて、自分はすごい幸せ者だ――などとしみじみ噛みしめているところに、編集さんが思いがけない話を持ってきました。
「他でもない三省堂の山口さんに解説を引き受けて頂いたので、せっかくならポップアップショップをやりたい、という話が出てまして」
「せっかくならポップアップショップを!?」
「実はTOPPANさんがグッズを作りたいともおっしゃっていてですね、ちょうどいいかなと」
「ちょうどいいかなと!?」
原作者がぼーっとしているうちに、何やら色々進んでいたようです。
と、いうわけで、八咫烏シリーズ原作の版元である文藝春秋さんとTOPPANさんがタッグを組んでグッズを製作し、文庫『烏の緑羽』発売日の10月9日(水)から10月27日(日)まで、三省堂書店有楽町店さん2Fにて『八咫烏シリーズポップアップショップ』が展開される運びとなりました!
2024.10.11(金)