この記事の連載
大使の使命は「何かあった時いち早く帰れるように…」
――では、よじょうさんにとってティアラちゃんの存在は、やはり娘ですか?
第一子ですね。ティアラは人間でいうと、余裕で還暦を過ぎてる年齢ですけど、奥さんとティアラに「30歳まで生きてね」っていつも話しかけてます。耳も遠くなってたりしますけど、病院に行ったりして気を使ってますね。
――来るべき、いつかのことも頭をよぎりますよね。
そうですね。実家で飼ってたわんちゃんが亡くなった時、ペットロスになったんですよ。前の犬の時は仕事が休みやったおかんは看取れたんですけど、僕はいなくて。
ペットカメラもね、ティアラに何か起こっても(出先にいたら)その場で何もしてあげられないと思うとちょっと怖くて、つけられないんですよ。今は奥さんがずっと一緒にいてくれるんで大丈夫かなとは思うんですけど。奥さんは(亡くなることを)経験したことがないから心配ですけどね。
――国分寺は近いと言っても、都心からは少しかかりますもんね。ご近所さんで助け合いのコミュニティが作れるといいかもしれないですね。
確かに国分寺をペットシティにできたらいいですよね。これ、市長に今度会ったら言ってみようと思います(笑)。
あとは、何かあった時いち早く帰れるように、特急のかいじとあずさが国分寺駅に止まるようになってくれれば。今んとこ、立川駅まで停まらないので、国分寺駅に停めるのが大使としての使命かなと思います。停まるようになったら、だいぶデカいですよ。新宿なんて10分ちょっとで行き来できるようになるんちゃいますかね。
とにかく今はおもちゃをぶんぶん振り回して遊ぶくらい元気なので、これからも元気でいてもらえるように、できることをやっていきたいですね。
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よじょう
1981年7月30日生まれ、兵庫県宝塚市出身。2005年9月、奥田修二と共にお笑いコンビ・ガクテンソクを結成。2023年4月に大阪から東京に拠点を移し、今年『THE SECOND ~漫才トーナメント~2024』で優勝。
YouTube:【公式】ガクテンソクチャンネル
Instagram:@gakutensoku_yojo
Column
お笑い芸人の“うちの子”紹介
今をときめくお笑い芸人たちが愛すべきペットとの生活を語ります。飼い始めたきっかけやその子のチャームポイント、可愛い! と思う瞬間や彼らとの暮らしのなかで気づいたことなど、たっぷり語ってもらいました。しゃべれども、しゃべれども、ペットへの愛は尽きないようです。
2024.08.31(土)
文=高本亜紀
撮影=榎本麻美
写真=よじょう