暑い夏もようやく終わり、心地いい季節。旅をしたい気持ちが高まってきました。

 紅葉や秋祭り、収穫のよろこびなど、日本にはたくさんの美しい秋の絶景・風物詩があります。そんな日本ならではの魅力を感じるとっておきのスポットをご紹介。

 「いつか」ではなく、今度の旅行の参考に。私たちを待っている秋ならではの豊かな景色をお楽しみください!

» #01 秩父の雲海
» #02 巾着田曼珠沙華まつり
» #03 マリーゴールドの丘公園
» #04 両神山麓花の郷ダリア園
» #05 嵐山渓谷
» #06 五千頭の龍が昇る聖天宮
» #07 長瀞渓谷の紅葉
» #08 こうのす花火大会
» #09 川越まつり
» #10 久喜市のコスモスふれあいロード

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆秩父の雲海

 山々に囲まれた盆地地形の秩父は、雲海の出現率が高いエリア。東京都心から一番近い雲海スポットとして人気があります。

 条件が揃う日の早朝に市街地を覆うような雲海が発生。この神秘的な光景を観賞するスポットは市内外に多くあり、さまざまなロケーションから雲海を楽しむことができます。

 特に10月〜11月は雲海の発生率が一番高くなる時期。秩父市街を包む雲海と工場の明かりや朝日とのコラボレーションは、まさに絶景! 湿度が高い日の早朝が特に狙い目です。

秩父の雲海(ちちぶのうんかい)

所在地 埼玉県秩父市内(標高の高い場所)
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/10235/

◆巾着田曼珠沙華まつり

 日高市西部にある、高麗川に囲まれたきんちゃく形の地形が特徴的な巾着田。四季を通して美しい花々に恵まれた土地で、特に彼岸時期には「巾着田曼珠沙華公園」の約3万4,000平方メートルの敷地に約500万本もの花が咲き誇る、日本一のスケールの曼珠沙華の群生が眺められます。

 開花時期には園内で「巾着田曼珠沙華まつり」が開催。地元のグルメや特産品の販売、栗フェスティバルなどで賑わいます。

開催期間:2024年9月18日(水)~10月2日(水)9:00~16:30

※曼珠沙華開花期間中は、群生地への入場が有料
(入場料の有料期間は、まつり開催期間とは異なり、開花状況により決定)

巾着田曼珠沙華まつり(きんちゃくだまんじゅしゃげまつり)

開催地 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
http://www.kinchakuda.com/

2024.09.24(火)
文=CREA編集部