この記事の連載
◆『パンが焦げてもふたりなら』たな/オレンジページ
主人公は気遣い屋で心配性のはーさんと楽天家のひーさん。キッチンでの何気ないやりとりを覗く、ふたり暮らしのおいしい物語。
「おにぎりや鯛焼きといった、身近な食べ物のおいしさを確かに描写する見事さと、おいしいものを食べて暮らしていくふたりの姿が穏やかで温かい。1冊にまとまるのを楽しみに待っていました!」(みさきさん)
◆『ごはんのおとも』たな/実業之日本社
たまごの黄身のしょうゆづけ×独身男子、しそみその焼きおむすび×女子大生、なすの浅漬け×おばあちゃんなど、幸せの笑みがこぼれる8つのレシピとストーリー。
「優しい話とやけにおいしそうなごはん。絵のうまい人ならほかにもいるかもしれないけど、お話と相まってこんなにおいしそうなのはなかなかないですよ」(薗部さん)
◆『3分待って むぎ先輩』七路ゆうき/小学館
大学生の湯浅汐と、その教育担当である大学院生の薬師寺つむぎは、日夜研究に邁進中。そして深夜の研究室でご褒美のカップ麺を食べる。理系女子大生の青春、研究とカップ麺のラブコメ。
「カップ麺に特化したグルメマンガ。味を思い出しながら読めて、お腹が空きます。むぎ先輩と湯浅ちゃんの掛け合いにもにっこり」(藤原さん)
2024.09.06(金)
文=大嶋律子(Giraffe)