実践レクチャー! “秋バテ”美活メンテナンス
プチ不調とライフスタイルや季節の関係性がわかったら続いては、気づいたときにできる手軽な美活メンテナンス術をレクチャー!
<基本メンテナンス>
秋バテは、つまみ食いでおいしく解消!
「なんとなくダルい」「疲れが取れない」。夏の影響がまだ残る秋口のこんな症状は、広義で見ると「脾(=胃)」の冷えや疲れから起こるもの。
こんなときのお手軽漢方が、胃腸の働きをサポートして、疲れや倦怠感、イライラなどを解消してくれるナツメ。ドライフルーツとしてそのまま食べてもほの甘い後味が女性好みだけれど、今の時期ならぜひハチミツ漬けに。ハチミツには同じく脾の機能を高めながら肺を潤す働きもあるので、まさにベストなカップリングといえそう。
<ステップUP メンテナンス!>
+むくみの“重ダル”不調には、巡らせの一服で
秋バテだけでなく、むくみもあって重ダルい……。そんな感覚がある方は、水分代謝がスムーズにいかない「水滞」も抱えたタイプ。台風シーズンは梅雨どきと同じく、体内に湿気を溜めやすくなります。
こんなときには、むくみを流すハトムギ茶がおすすめ。胃腸をケアするナツメをスライスして浮かべれば秋バテの対策に、またお茶うけにヒマワリの種やマツの実などをつまめば、秋に乾燥しやすい肺の潤い補給もできてパーフェクト。ぜひ試してみて。
Column
プチ不調はお家ケア! 漢方的美活メンテナンス
日々多忙なCREA世代は、ココロとカラダのバランスを崩しがち。薬膳アドバイザー・漢方スタイリストの資格をもつ田中あか音さんが、漢方的見地から手軽にできる自己メンテナンス方法を教えます!
2011.08.05(金)
text:Akane Tanaka