かまぼこの里は見どころいっぱい!
敷地内を歩いていると、目を引くのが電車の車両。「えれんなごっそ CAFÉ107」にあるこの車両は、実際に箱根を走行していたものを引退後に譲り受けたのだそう。
車両内でもコーヒーや食事を楽しむことができ、時折車内アナウンスが流れるところもおもしろい。
鈴廣の直営店は5店舗ありますが、贈答用の特注品販売を行っているのは本店だけ。伊達巻をさらにかまぼこで巻いたものや表面に柄や文字を施したものなど、まるでアート作品のようなかまぼこの数々が並んでいます。どんな人に贈っても喜ばれそう。
お土産の購入にぴったりなのが「鈴なり市場」。多種多様なかまぼこ製品のほか、雑貨店、干物店、かまぼこバー、カフェなどが入っています。
ここでしか食べることができないのが、「汐風カフェ」の伊達巻を使ったチュロス、スムージー、ジェラートの3品。この時期はおでん串を模したかわいいケーキもありました。
この日はちょうど早咲きの桜が満開で、かまぼこの里の中心部に植えられている「大漁桜」が盛大に咲いていました。
敷地内ではたくさんの花や果物の木々が見られ、豊かな自然に癒やされます。春の花々をはじめ、夏は新緑、秋は紅葉と、年間を通して美しい景色が見られるそうです。
鈴廣かまぼこの里
所在地 神奈川県小田原市風祭245
フリーダイヤル 0120-07-4547(受付時間9:00~18:00)
https://www.kamaboko.com/sato/
2024.04.05(金)
文=佐藤由樹
撮影=細田忠