伝統と新しい感性がミックスされて常に進化しているパリ。この街で生み出されるものはすべてがアーティスティック! それをカジュアルに楽しめるのもパリならでは。宝石みたいなシュークリームやポップな三つ編みヘアピース、洗練された蚤の市、行列のできるフードトラック――。そう、パリにはいまの気分がすべてある。
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バリエーションに富んだ朝食を提供するカフェが増殖中
パリの朝食といえば、カフェ・オ・レと、クロワッサンやバターをバゲットに塗ったタルティーヌが定番。そんなシンプルなパリの朝を変えたのが、朝食がコンセプトのサロン・ド・テ「クラウス」だ。モード業界で働いていたオーナーのクラウスが開店し、前夜から仕込みをする自家製のミューズリー、数種のパンの盛り合わせ、自家製ジャム、半熟卵などの栄養たっぷりの朝食がたちまち人気に。クリスチャン ルブタンの店近くという立地でもあり、ファッション誌編集者やモード業界関係者が朝食ミーティングによく利用している。
Claus (クラウス)
所在地 14 rue Jean-Jacques Rousseau 75001
電話番号 +33-1-4233-5510
URL http://www.clausparis.com
営業時間 8:00~17:00(月~金曜日)、9:30~17:00(土・日曜日、祝日)
※朝食~12:00(月~金曜日)、~12:30(土・日曜日、祝日)
定休日 無休
2014.02.09(日)
取材・文=安田薫子
撮影=水島優