この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月19日)

» きのうのレシピ「あさりと菜花のっけうどん」


vol.220 岩津ねぎとしらすのっけ餅ピザ

 柔らかくて甘く、香り高くてとてもおいしい「岩津ねぎ」は兵庫県朝来市の特産です。白ねぎと青ねぎの中間種なので、緑色の葉の部分もおいしく頂けるというハイブリッド感!

 今日は葉の部分をたっぷり使って餅ピザにしました。このピザ、見た目の3倍くらいおいしいのでぜひ作ってみて下さい。もちろん普通の長ねぎでもおいしくできます。

■材料(1人分)

・切り餅:2個
・ねぎ(青いところ):1本分
・しらす:大さじ1~2
・ピザ用チーズ:30g
・こしょう:少々
・オリーブオイル:適量

■作り方

(1) 切り餅は横半分に切った後、厚さを2~3等分する(可能な限り薄切りにする)。フライパンにオリーブオイルを薄く塗り、餅を並べる。水小さじ2をふりかけて蓋をし、弱めの中火で4分ほど加熱する。

(2) 餅がふくれてひろがってきたらひっくり返し、フライ返しなどでしっかり押して全体をなじませる。

(3) 斜め薄切りにしたねぎ、ピザ用チーズ、しらすをのせ、蓋をしてチーズを溶かす。お好みで胡椒をひいて食べる。

 岩津ねぎは販売解禁日(11月23日)と出荷終了日(3月21日)が決められている季節限定のねぎです。気になる方はお早めに購入して下さい。

 昨日、白央さん、菜の花を焼き付けてましたが、アブラナ科の野菜は油とほんと相性いいですよね~。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.02.19(月)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔