この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年2月18日)

» きのうのレシピ「但馬牛と岩津ねぎのすき焼き丼」


vol.219 あさりと菜花のっけうどん

 あさりと菜花という春らしいペア、うどんにのっけるのが好きなんです。菜の花は焼きをつけて香ばしさを出すのがポイント。

■材料(1人分)

・あさり:100g程度(砂抜きしたもの)
・菜花:40g
・サラダ油:少々
・うどん:1玉
・うどんつゆ:500ml程度(※)
・酒、水:各大さじ1

[※]自作される方のご参考に
・酒、みりん:各大さじ1
・醤油:大さじ1と1/2
・塩:小さじ1/4
・出汁:500ml

■作り方

(1) 菜花は食べやすい大きさに切り、フライパンに油少々をひいて中火にかけ、1分焼く。うどんを袋の指示どおりに加熱しておく。

(2) あさり、酒、水を(1)に加えてフタをし、あさりが開くまで加熱する。

(3) 器にうどん、温めたうどんつゆを入れて、(2)をのっける。

 昨日のしらいさんのすき焼き丼、おいしそうでしたねえ。あと器、漆器のどんぶりにも惹かれます。手ざわり、そして唇にあたる感じが漆器はやっぱり格別。おいしいものをさらに引き立ててくれますよ。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.02.18(日)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔