この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年1月5日)

» きのうのレシピ「イタリアンお供のっけがゆ」


vol.175 じゃこケールのっけごはん

じゃこケールのっけごはん。
じゃこケールのっけごはん。

 ケール、スーパーで見かけることが増えてきました。青汁の材料なんてイメージの方が多いかもですが、用途も広い野菜ですよ。シンプルに炒め物などもいいけれど、ちりめんじゃこと炒って、ふりかけ風にしてもおいしい。

じゃこケール。
じゃこケール。

■材料(作りやすい分量)

・ケール:60g
・ちりめんじゃこ:30g
・油:小さじ2
・酒:小さじ2
・醤油:小さじ1
・ごはん:適量

■作り方

(1) ケールは硬い茎の部分をのぞいて、葉の部分を5ミリ幅の細切りにする。

(2) フライパンに油をひいて中火にかけ、ちりめんじゃこを加えて1分ほど炒める。

(3) ケール、酒も加えて少し火を強め、全体を混ぜつつ4分ほど炒る。

(4) 真ん中に空きを作り、醤油を入れて全体をよく炒り合える。

 最後の醤油を入れるのは香りづけの意味です。フライパンの表面に醤油が当たるように空き部分を作って、ジュワッとしたら全体をよく和えて、最後にまた水分を飛ばしてください。

 昨日しらいさんが紹介されてた柴漬けアラビアータ、ホントにうまいのですよ。のりこさんち行くと各地のいろんな「メシとも」があって、楽しいんです。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.01.05(金)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔