この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月27日)

» きのうのレシピ「ブリのレンチン蒸し丼」


vol.166 ブリねぎのピリ辛照り焼き丼

ブリねぎのピリ辛照り焼き丼。
ブリねぎのピリ辛照り焼き丼。

 この連載をずっとご覧頂いてる方は、そろそろブリの登場回数が増えたことに気づいてる頃でしょうか……。そう、私はカツオも好きだけどブリも好きです。

 今日は寒くなるとおいしくなる2トップ、ブリ×ねぎ! 甘辛だれでソテーして炊きたてのごはんにドン! とのせました。私は豆板醤を入れて、ピリ辛に仕上げるのが好きです。このタレが万能で、ブリを鶏肉に変えると焼鳥丼になるんですよ~。

■材料(1人分)

・ブリ切身:1切(80~100g)
・塩:少々
・片栗粉:大さじ1/2
・長ねぎ:1/2本

[A]
・醤油、酒、みりん:各大さじ1/2
・砂糖:小さじ1
・豆板醤:小さじ1/2

・米油:大さじ1
・ごはん:好きなだけ

■作り方

(1) ブリは一口大に切り、塩少々をふって10分ほどおき、出てきた水気を拭き取る。片栗粉を薄くまぶす。長ねぎは4センチの長さに切り分ける。

(2) フライパンに油を入れて中火で熱し、ブリと長ねぎを入れる。蓋をして2分ほど焼いたら、ブリをひっくり返し、長ねぎを転がしながら炒める。

(3) [A]を加えて全体になじませ、照りを出す。ごはんにのっける。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.27(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔