この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年12月23日)

» きのうのレシピ「鯨バーグのっけ丼」


vol.162 納豆とひき肉炒めのっけライス

 そんなに納豆好きではないのですが、たまに食べたくなるのがこの納豆とひき肉炒め。納豆って加熱すると少し違った味わいになります。苦手な人でもイケるかも。

 今日はセロリの葉と長ねぎの青いところを入れて炒めました。セロリの葉と長ねぎの青いところって使い勝手に困ることがありますが、どちらも香りが高くて色味もキレイ。ここぞとばかりに入れてしまいました。そしてこの納豆炒め、温泉玉子、なければ黄身をのっけて混ぜながらいただくと、とてもおいしいですよ。

■材料(1~2人分)

・豚ひき肉:100g
・納豆:1pc
・セロリの葉、長ねぎの青いところ:合わせて50g
・味付けザーサイ:2~3枚
・にんにくみじん:1/2片
・醤油、またはナンプラー:小さじ1
・ごま油:少々
・温泉卵:1~2個
・ごはん:好きなだけ

■作り方

(1) セロリ、長ねぎ、味付けザーサイはみじん切りにする。

(2) フライパンに豚ひき肉を入れて中火で熱し、脂が出てきたらにんにくを入れる。にんにくの香りがでたら(1)をすべて加えて炒め、納豆のタレと醤油小さじ1を加えて炒める。ごま油をまわしかける。

(3) 器にごはんを盛り、(2)をのせ、温泉卵をのせる。

 ひき肉は鶏でも合いびきでもOK。セロリやねぎは万能ねぎでも、小松菜、春菊、ニラでも、正直なところなんでもいいです。とにかく納豆がすべてを包み込んでくれるので安心して作ってください。

 この連載の企画上、のっけましたがチャーハンにしてもおいしいです。

 昨日の白央さんの鯨バーグ、衝撃でした。ほんと面白いもの見つけてきますよね~。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.12.23(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔