作ってそのまま出せるから、簡単で、盛りつけにも困らない! 鍋ごとサーブすればゴージャス感がパワーアップするとっておきのレシピを、高橋雅子さんがご紹介します!

 第5回は、“野菜いっぱいカレー”とその他2品。

» 第1回 小鍋を使って様々なバリエーションの“アヒージョ”に挑戦
» 第2回 味わい深くしみじみ美味しい“和風ポトフ”
» 第3回 土鍋炊きでふっくら“しらす枝豆ごはん”
» 第4回 浅鍋もしくはフライパンひとつで“鰺とじゃがいものガレット”
» 第6回 土鍋ごとオーブンに入れるだけ“豚肩かたまり肉と野菜のロースト”

【1】野菜いっぱいカレー

カレーも鍋ごとサーブして「好きなだけどうぞ」が嬉しい

■材料

・なす(皮をむき、乱切りにして水にさらす):2本
・かぼちゃ(薄いいちょう切り):70g
・オクラ(縦に2等分に切る):4本
・黄パプリカ(1cm角に切る):1/2個
・たこ(1cm角に切る):足1本分(約100g)
・トマトの水煮:1/2缶(200g)
・にんにく:1片
・ローリエ:1枚
・カレールウ(フレーク):大さじ3
・バター:10g
・オリーブ油:小さじ2
・水:250ml

■作り方

(1) 鍋にバターとオリーブ油、にんにくを入れ加熱し、香りが出るまで炒める。
(2) 1にトマト以外の野菜を入れて炒める。
(3) たことトマトの水煮、水、ローリエを入れて20分ほど煮る。
(4) 火を止めてローリエを取り出し、カレールウを入れて再度20分ほど加熱。

【2】白ワインのサングリア

 レモン、オレンジは両端を切って8等分程度に輪切りにする。白ワイン1本にレモン、オレンジ、ミントひとつかみを入れ、1時間ほど冷蔵庫で冷やす。

【3】パセリごはん

 米1.5合に塩小さじ1/2を入れ、通常通り炊く。蒸らした後、パセリのみじん切り大さじ2とバター10gを入れ、ざっくり混ぜる。

教えてくれたのは……高橋雅子さん
パン作りに目覚め、ル・コルドン・ブルーで製パンを学ぶ。その後、日本ソムリエ協会ワインアドバイザーの資格も取得し99年よりパンとワインの教室『わいんのある12ケ月』をスタート。著書に『3つの鍋の使い分けレシピ帖』(平凡社)など。http://www.wine12.com

2014.01.24(金)
cooking:Masako Takahashi
photographs:Teruaki Nagamine
styling:Arisa Mitani
text:Mina Ihara(Primadonna)

CREA 2013年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

聡明な女は“週末料理”がうまい!

CREA 2013年8月号

2013年版
聡明な女は“週末料理”がうまい!

特別定価 690円(税込)