野菜料理家の庄司いずみさんが開催している料理教室は、「おいしく食べてきれいになる!」ことに積極的なモデルや女優のリピーターが多いという。それもそのはず、野菜、大豆、海藻、乾物を使ったベジ・メニューはヘルシーなうえに腸を整え、体をデトックスしてくれる優れもの! まずは週末の食事から取り入れて、腸活を始めよう!!
» 第2回 保存が利いて栄養満点! 乾物の料理で腸をきれいにする
» 第3回 やさしい味わいの食材で余分なものをデトックス
» 第4回 野菜オンリーの中華料理で腸の中から美しくなる
腹ペコさんでも大丈夫! 腸をリセットする満腹レシピ
【1】しいたけミートソースのスパゲッティ
パスタの半量をえのきだけで増量して満足感も◎
■材料
・スパゲッティ:40g
・えのきだけ(石突きを落とし、ほぐす):2袋(80g)
・生しいたけ(粗みじん切り):4個(80g)
・玉ねぎ(粗みじん切り):1/4個(50g)
・トマト(ざく切り):小1個(150g)
・にんにく(みじん切り):1片
・バジル(ちぎる):適宜
・植物油:適宜
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・トマトケチャップ:大さじ1
・味噌:小さじ1/2
・醬油:小さじ1/2
■作り方
(1) スパゲッティをゆで、ゆであがる1分前にえのきだけを加え、時間になったらざるにあける
(2) 鍋に植物油を熱してにんにくを炒め、香りがたったら、しいたけ、玉ねぎ、トマトを加えて炒め合わせる
(3) トマトから出た水分が煮つまってきたらAを加えて味を調える
(4) 器に1を盛り、3のソースをかけ、好みでバジルを散らす
【2】さや豆と大根のサラダ
ドレッシングも味噌と豆乳入りのノンオイルだから安心
■材料
・大根(細切り):2cm弱(60g)
・さやいんげん(固めにゆでる):10本
・スナップえんどう(筋を取って固めにゆでる):10本
・レタス(食べやすくちぎる):小3枚(90g)
・トマト(一口大に切る):小1/2個(50g)
<A>
・豆乳:大さじ2
・味噌:大さじ1
・酢:大さじ1
■作り方
(1) Aをよく混ぜ合わせ、ドレッシングを作る
(2) 大根、さやいんげん、スナップえんどうを合わせ、さっくりと混ぜる
(3) 器にレタスを敷き、2を盛ってトマトを散らし、1をかける
【どうしよう!?】
野菜だけではもの足りない。家族が喜ばない……というのなら好みの肉や魚を足してもOK!
家族や彼と食事の時は、ベジ・メニューではちょっと……という場合は、今回の献立をベースに、さっと焼いた肉、刺身などをプラスしてもOK。「リゾットにベーコン、サラダに鶏ささみをゆでたもの、こんにゃくのマーボーにはひき肉を加えるなど、野菜中心の献立に少し肉などを足したものから始めると続けやすいですね」と庄司さん。
献立を考えてくれたのは……庄司いずみさん
野菜料理家。野菜だけの料理を紹介するブログ「vege dining 野菜のごはん」が評判で、不定期開催される料理教室はモデルにも人気。『デトックス・ベジ定食』など著書多数。
2014.01.09(木)
cooking:Izumi Shoji
photographs:Miwa Kumon
styling&text:Yukari Akiyama