穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

きのこのミニピザ

「きのこのミニピザ」の写真

 カロリーも低く健康効果も高いきのこは女性の味方。今回は、きのこと特製のベジチーズを使った「きのこのミニピザ」を作ります。おもちで作ったベジチーズは、さめてもトロトロとしておいしく、食べた方に「これって本当にチーズじゃないの?」と驚かれることも。ピザ生地作りの時間がない場合は、市販の生地、トマトソースなどを使用して、まずはベジチーズだけでも手作りしてみましょう。

【旬の食材】 きのこ

「きのこのミニピザ」の主食材きのこの説明左:しめじ
右:まいたけ

「きのこ」は秋の味覚の代表格です。

 今回使ったのは「しめじ」と「まいたけ」ですが、どちらも、豊富に含まれるビタミンB2による美肌効果があり、ストレスに強くなるホルモンの合成を助けたり、がん予防にも効果があるといわれています。そして女性にはうれしい、冷え性改善効果も!! これから冬に向かう身体作りにはかかせない食材です。そんなきのこを上手に食べるマクロビポイントは「しっかり火を通して食べる」こと。

 水分の多いきのこは生で食べると反対に体を冷やしてしまいます。オーブンで加熱する調理法はマクロビ的にはとっても体を温める食べ方なのです。今回はピザにして旬のきのこを美味しくいただきましょう♪

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2013.11.26(火)