この記事の連載
アヴェダ直伝! 簡単ヘアアレンジ #1
アヴェダ直伝! 簡単ヘアアレンジ #2
アヴェダ直伝! 簡単ヘアアレンジ #3
![アヴェダ スタイリストに教わる簡単ヘアアレンジ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/1280wm/img_7fb224f6e6e5b878c154cef33bfca4b950703.jpg)
いつもただダウンにするか、適当にクリップでアップにするか、くらいしかできないけど、お洒落なヘアアレンジをしてみたい! でも手先が不器用だから細かい編み込みなんて絶対無理だし……と、あきらめている人、多いと思います。
そこで、不器用さんでもササッとできて、お洒落に見える今どきのヘアアレンジを3種類教えてもらいました。
最近のヘアアレンジのトレンドは、“ゆるさ”があるもの。定番となっている「くるりんぱ」を入れてフワッとした雰囲気を作ったり、低い位置でゆるくお団子にするなど、きっちりまとめるよりも、後れ毛多めのアレンジが人気です。さらに細かい編み込みや三つ編みを入れるアレンジも人気が高いのですが、不器用さんにはハードルが高いので、今回は“編まない”アレンジをご紹介します。
教えてくれたのは、アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山のスタイリスト・小南さん。キュートなショートヘアやボブスタイルが得意ですが、今回はミディアムレングスの方のために、最旬アレンジを教えてくれました。
ひとつだけ、自分でヘアアレンジをする際に提案したいのは、三面鏡、もしくは合わせ鏡を準備すること。自分でアレンジする際、正面の鏡だけでは、指先や結ぶ高さなどの位置はほぼ見えないので、手探りで作ることになります。器用で上手な人はそれでも作れますが、不器用だと自覚があるなら、鏡が最低でももう1枚あるとベター。三面鏡は机に置けるような小さいもので構いません。一度でも正面以外も見える状態でアレンジをすると、便利さが実感できると思います。
それでは、“編まずに”こなれた雰囲気になれる簡単ヘアアレンジ、ぜひ覚えてモノにしちゃいましょう。
今回は、「くるりんぱ入りのゆるハーフアップ」篇です。
》ソフトな雰囲気の変化球アップ
》ゴールドヘアピンデコレーション
力の抜け加減が大事な、くるりんぱ入りのゆるハーフアップ
![力の抜け加減が大事な、くるりんぱ入りのゆるハーフアップ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/1280wm/img_edd4cabaa94092debf27e56d2453d5e677604.jpg)
使用したヘアアクセサリーはコレ
![「くるりんぱ入りのゆるハーフアップ」に使用したヘアクリップ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/7/1280wm/img_370dda1514872e02c05c4220f47835ac52159.jpg)
マットな質感がお洒落なゴールドのヘアクリップ。波打つようなラインのおかげで、よくあるスクエアなバレッタほどコンサバな雰囲気に寄らず、こなれた感じに見える。
【STEP1】
![【STEP1-1】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/d/1280wm/img_2da9e1f8ce943e39bf101a6887fbb34841086.jpg)
![【STEP1-2】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/1280wm/img_612ec0ddf6707afd629ba38c8f3b5afa69785.jpg)
まずスタイリング用のヘアクリームを手に取り、そこにさらに保湿力の高いヘアオイルを4~5滴垂らして手になじませたら、髪全体に塗布する。下から上へ手を動かし、髪の内側にもまんべんなくもみこんで。
【STEP2】
![【STEP2-1】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/a/1280wm/img_cafa53ff71e4546d8e766e35f8ae71a277592.jpg)
![【STEP2-2】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/6/1280wm/img_b6845ac0005cc9bbe8089d8507ea08e5110667.jpg)
アップにする毛束を2組作って上下に重ねていく。まずは、生え際からハチ(頭頂部と耳上の間の最も出っ張る部分)に沿って、親指で髪を薄く取り、上になる毛束を分けておき、頭頂部付近でクリップで留めておく。
【STEP3】
![【STEP3-1】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/1280wm/img_ae4ff3f6b4290c516eb321771ec5930a93938.jpg)
![【STEP3-2】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/f/1280wm/img_cf54917157ef6a174f605a39b3f4c81d95918.jpg)
STEP2で毛束を取ったすぐ下の髪を、先ほどと同じぐらいの幅で薄く取る。このとき耳のすぐ上あたりから取ると地肌が見えがちになるので、耳より後ろの位置から髪を分け、ゴムで結ぶ。
一度根元までギュッと結んだあと、ゴムをほんの少し手前に引いてゆるめる。このひと手間が、こなれアレンジのポイント。
【STEP4】
![【STEP4】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/f/1280wm/img_4f3eddb17b80b972c70d45075e5ddbdb77981.jpg)
次にSTEP3と同様に、クリップで留めていた上の毛束をゴムで結ぶ。同じように一度根元までギュッと結んだあと、ゴムをほんの少し手前に引いてゆるめる。
2023.10.28(土)
文=斎藤真知子
撮影=平松市聖