絶叫マシンからアートギャラリーまで
ゴールドコーストは幅広い年齢層、そして一人旅・カップル・友達・ファミリー・グループ、どんな旅のスタイルでも楽しめるビーチです。
サーフィンをはじめとするマリンスポーツや海岸線のビーチホッピング、少し内陸に行けば世界自然遺産の熱帯雨林が広がるラミントン国立公園や、愛らしい高原の町があるタンボリンマウンテン、まさに海から山まで楽しめます。
そしてシティな遊びもばっちり!
5カ所ある人気のテーマパークはウォーターパーク系、動物とのふれあい系、映画の世界観系など、バラエティに富んでいます。どれも1時間圏内なので、ハシゴすることだって可能です。
たとえばオーストラリア最大のテーマパーク、「ドリームワールド」は、絶叫マシン好きにおすすめ。「スチール・タイパン」は最高時速105キロで疾走し、空に舞い上がっては急降下、ぐるんぐるんと縦回転します。そしてなんと最後尾は、座席自体が横回転する世界初のマシンです! オーストラリアの固有種とふれあえるゾーンなど、小さな子供も楽しめるアトラクションも多数あります。お隣のウォーターパークの「ホワイトウォーターワールド」と合わせて、遊べます。
海洋生物をテーマにした「シーワールド」では、イルカやアザラシ(!)と泳いだり、ペンギンとふれあったり、シロクマの暮らしぶりを眺めたり、より近い距離で体験することができます。そして、ここにも絶叫マシンが!
ゴールドコーストは、ショッピングモールも充実。中でもブロードビーチにある「パシフィックフェア・ショッピングセンター」には、ショップやレストランなどが400テナント以上。メゾンブランドもあれば、スーパーマーケットもあり、自分土産もばらまき土産もここに来ればOKです。
アートな刺激を求める向きには、芸術の本拠地「HOTA (Home of the Arts)」へ。広大な敷地内には、芝生エリアのある屋外ステージやギャラリー、映画館、カフェやレストランもあり、様々なイベントも開催されます。訪れた時に開催していたのは「Pop Masters:Art from the Mugrabi Collection, New York」。今後も面白い企画が目白押しです。
オーストラリアはこれからが夏を迎えるオンシーズン。誰と旅しても楽しいゴールドコースト、いかがでしょう?
【取材協力】
オーストラリア政府観光局 https://www.australia.com/ja-jp
クイーンズランド州政府観光局 https://www.queensland.com
Column
古関千恵子の世界極楽ビーチ百景
一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!
2023.09.23(土)
文・撮影=古関千恵子