豊かな自然と歴史的建造物や近代的なビルが融合した美しい街、西オーストラリア州の州都「パース」。西オーストラリアには、パースを中心に冒険心を刺激するさまざまな魅力的なスポットが存在します。夢のような休日を現実にする西オーストラリア。そんな魅惑の大地を紹介する「WALKING ON A DREAM」キャンペーンが世界中で展開されています。

 日本でも、2023年10月29日(日)からパースへのANAの直行便「成田=パース線」が週3往復便(水・金・日)で運航を再開。“夢の世界”西オーストラリア州への旅が便利かつ快適になります。

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陽光にあふれる自然と都市が調和した美しい街「パース」

 オーストラリアの州都で長い日照時間を誇る「パース」は、自然と都市が調和した美しい街。中心部は新しい公共スペースや再生された建物によって活性化され、ストリートアートやバーカルチャーが栄え、レストランやホテルなどが続々とオープンしています。

 豊かな自然にも恵まれていて、19もの手つかずの美しいビーチがあり、中心部から30分以内には世界最大級の都心型公園「キングスパーク」や歴史ある街並みが残る港町「フリーマントル」など多彩な観光スポットも。

 日本との時差はわずか1時間。到着したときから暮らすような旅ができるのも魅力です。広大な西オーストラリア州の冒険の旅の拠点として、様々な絶景スポットへのアクセスにも便利。まずは、このパースから西オーストラリアの旅をはじめましょう。

 そこで今回は街歩きから近郊エリアでの体験・絶景まで、パースの魅力をギュッと詰め込んだ3日間のモデルプランをご紹介します。

Day1「パース」中心部のショッピングと白砂のビーチを散策

◆最も賑わう「パース」の中心部でショッピング

 パース駅近くの「シティ」は、おしゃれなショップやレストランがあちこちにあり、最も賑わうショッピングエリア。文化施設が多く集まるエリアは、パース駅北側に点在。「パース」の中心部は無料バスも利用できて便利です。2020年に大規模リニューアルした西オーストラリア州立博物館「ブーラ・バルディップ」も必見です。

◆世界最大級の都心型公園「キングスパーク」で自然植物に囲まれリラックス

 パース中心部の西側、街を見下ろす丘の上に広がる「キングスパーク」は、約400ヘクタールもの敷地を持つ広大な都会のオアシス。自然のままの森林が広がり、約3,000種以上の西オーストラリア固有の自然植物や約80種の鳥類が生息しています。

◆1km以上白砂が続くビーチ「コテスロー」でサンセットディナー

 「コテスロー」は、パースで最も人気があるビーチ。市中心部から近く、さまざまなウォータースポーツが楽しめるのも魅力です。レストランのディナーはテラス席がおすすめ。インド洋に沈む夕日を見ながらロマンチックなひとときを。

◆巨大アートがのぞむ「エリザベスキー」で夜景観賞

 日が沈んだら、近年再開発が進むウォーターフロントの注目エリア「エリザベスキー」へ足を運んでみましょう。歩道橋やスパンダと名付けられた、さざ波をイメージした6つのアーチが重なった巨大アートが美しくライトアップされ、水辺を散歩しながら夜景鑑賞が楽しめます。

2023.07.09(日)
文=桐生奈奈子