「CREA」2023年秋号は、「偏愛の京都」特集です。
コロナ禍を経て初となる国内旅の特集は「偏愛の京都」。リアルな旅に沸く古都の、まだ知らなかったフードシーンやカルチャーを“偏愛”をキーワードにお届けします。京都ならではの和食やアンティークをはじめ、訪れる者には新鮮に映る「京都の中華」、少し足を延ばして訪う大原の日曜市や京丹後のサウナまでコンテンツ満載。次回の京都旅が新鮮なものになること間違いなしの永久保存版です。
CREA 2023年秋号
永久保存版 偏愛の京都
特別定価950円
CREA WEBでは、「CREA」2023年秋号のコンテンツの一部を大公開します!
楽しみ方のバリエーション続々! 新スタイル中華
独特の発展を遂げた京都スタイルの中華。その進化はまだまだ止まることがありません! 町中華のように使えるお店や割烹のように味わうコースも。次の旅行のアクセントに選びたいお店をブックマーク。
◆【七条】小梟 シャオシャオ
中華&肉好きに話題の広東料理で飲むお店
2022年11月にオープンしたこちらは、広東式の“焼味”が名物。カウンター越しに見えるドーム状の窯で首のついたダックをしっとりと焼き上げる。中国醬油ベースのソースまで香港そのものだ。
料理はさぞかし豪快、と思いきや、例えば、湯の余熱で火を通す白切鶏はふんわりとやわらかく、薬味の風味が繊細に絡み合うソースが添えられるなど大胆だけれど緻密。
合わせるお酒もクラフトビールに日本酒、自然派ワインとバラエティ豊か。
小梟 シャオシャオ
所在地 京都市東山区本町8-89-1
電話番号 075-746-4583
営業時間 12:00~15:00(14:30L.O.)、17:00~21:00
定休日 日曜・月4回不定休
Instagram @xiaoxiaokyoto
◆【壬生】マンボ飯店
客本位のおまかせだからどんな旅にもフィット
カウンターがメインの小さなお店は、日本酒やワインが並び、一見中華料理店とは思えないポップな趣き。
注文方法も独特で、お決まりは3,300円。とはいえお店が内容を決めるのではなく、店主と食べたいものや量を相談。女性ひとり旅なら「じゃあ、餃子は3つで」など小回りが利く。
ワインが好きだという店主の日々の食べ歩きも糧になり、お酒好きに響く料理が多数。夜ごと賑わう様子は、まったく新しい町中華を思わせる。
マンボ飯店
所在地 京都市中京区壬生西檜町11
電話番号 075-757-7645
営業時間 12:00~13:30(平日のみ)、18:00~22:00
定休日 水曜
Instagram @mambo_hanten
※カード不可
2023.09.07(木)
文=CREA編集部
写真=ハリー中西