コロナ禍が落ち着きをみせ、「外出ムード」が漂う夏。今年は4年ぶりの開催となる花火大会も多く、「日本の夏の風物詩」がそこかしこで楽しめます。
今からでもまだ間に合う、8月以降開催のおすすめの花火大会をエリア別にピックアップしました。夜空を見上げて、久しぶりの「いつもの夏」を味わいませんか?
今回は、九州エリアの花火大会を紹介します。
※外出時は、感染防止対策に努めていただくようお願いします。
» #1【福岡県・北九州市】関門海峡花火大会
» #2【福岡県・久留米市ほか】筑後川花火大会
» #3【福岡県】甘木川花火大会 流灌頂法要会
» #4【佐賀県】佐賀城下花火大会
» #5【長崎県】ハウステンボス 九州一 大花火まつり
» #6【長崎県】させぼシーサイドフェスティバル
» #7【長崎県】江迎千灯籠まつり
» #8【熊本県】人吉花火大会
» #9【大分県】豊後いぬかい花火大会~2023~
» #10【宮崎県】みやざき納涼花火大会
» #11【鹿児島】かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会
#1 第36回関門海峡花火大会
下関と合同開催! 関門海峡の夜景をバックに花火を鑑賞
「関門海峡花火大会」は、集客数約120万人を誇る日本トップクラスの花火大会。「ふるさと関門は元気です。」を合言葉に、亡くなられた方への迎え火として、また、故郷を離れ、お盆に帰省する方へは「ふるさとは元気です」という思いを込めて開催される。
民間ボランティアが運営し、関門海峡を挟む山口県下関と合同で実施する点もユニークだ。
海岸や山の上など、さまざまな場所から鑑賞できるのも魅力。関門橋や夜景をバックに打ち上げられる花火が夏の夜空を彩る様は圧巻だ。
第36回関門海峡花火大会(門司側)(かんもんかいきょうはなびたいかい もじがわ)
打ち上げ場所 福岡県北九州市門司区西海岸周辺
花火打ち上げ日 2023年8月13日(日)19:50~20:20(門司側にて開会式19:40~)
※雨天決行、荒天中止
打ち上げ数 約1万5,000発(下関会場と合わせて)
例年の人出 約120万人(下関会場と合わせて)
公式HP
https://www.kanmon-hanabi.love/
#2 第364回筑後川花火大会
西日本最大級の打ち上げ本数を誇る、歴史ある花火大会
「筑後川花火大会」は、江戸時代から約350年続く歴史ある花火大会。水天宮の奉納花火を起源としており、西日本最大規模の盛大な花火が繰り広げられる。
2023年の打ち上げ本数は、約1万5,000発。筑後川周辺に設けられた5つの会場からそれぞれ異なる景観を楽しめるが、なかでも注目なのは篠山会場。480メートルの空中ナイアガラをはじめとする大迫力の花火を、広々とした河川敷から眺められるほか、周辺にはたくさんの屋台が立ち並ぶ。
第364回筑後川花火大会(ちくごがわはなびたいかい)
打ち上げ場所 水天宮下河川敷対岸、篠山城跡下河川敷対岸(福岡県久留米市)
会場 小森野会場、篠山会場、長門石会場、京町会場、みやき会場
花火打ち上げ日 2023年8月27日(日)19:40~20:50(70分間)
※延期日は協議にて決定
打ち上げ数 約1万5,000発
例年の人出 約45万人
公式HP
https://kurume-matsuri.jp/fire/index.html
2023.08.02(水)
文=佐藤由樹、桐生奈奈子