待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆夏の面河渓

 「面河渓」は石鎚山麓に広がる四国最大級の渓谷。国指定の名勝地であり、夏でも涼しい人気の避暑地だ。

 遊歩道は、「五色河原」「紅葉高原」「虎ヶ滝」といった見どころ豊富な「本流ルート」と、閑静な「鉄砲川」沿いを行く「鉄砲ルート」の2本が整備されている。緑に覆われた渓谷を眺めながら散策すれば、心も体も癒やされそうだ。

 川の透明度は非常に高く、遊歩道からでも川底まで見えるほど。夏は川遊びやキャンプなどにもおすすめのスポット。

夏の面河渓(なつのおもごけい)

所在地 愛媛県上浮穴郡久万高原町若山石鎚国定公園内
https://www.iyokannet.jp/spot/414

◆大洲のうかい

 岐阜市長良川、大分県日田市三隈川とともに、「日本三大鵜飼い」に数えられる「大洲のうかい」。

 鵜飼いは、鵜匠が鵜を操り鮎を獲る伝統漁法のひとつで、大洲のうかいの一番の魅力はその漁の様子を間近で見られるところ。鵜舟と並行して走る屋形船の中で食事やお酒を味わいながら、鵜が鮎を捕らえる圧巻の瞬間を楽しめる。

 また、船中からはライトアップされた「臥龍山荘」や「大洲城」などを眺められ、城下町風情を堪能できる。

開催日程:2023年6月1日(木)~9月20日(水)

大洲のうかい(おおずのうかい)

所在地:愛媛県大洲市
https://www.iyokannet.jp/event/6718

2023.07.05(水)
文=佐藤由樹
協力=愛媛県公式観光サイト「いよ観ネット」