◆YUZU-CHOCOLAT(ユズショコラ)

 カカオ64%のチョコレートを使用した濃厚なショコラのムースと、柚子クリームのほろ苦さとのマリアージュがたまらない、ショコラ好きのためのガトー。ソルティチョコレートクランチのザクザクとした食感と軽い塩気が、重くなりがちなチョコレートの余韻を軽くしてくれる。

◆VANILLE TORREFIEE-PAMPLEMOUSSE(バニラパンプルムース)

 バニラをオーブンでローストすることで、通常のバニラとはまた違う香りや甘さを引き出してから使用。このローストバニラのムースが、ふんわりと全体をまとめている。中心には、果肉感がジューシーなピンクグレープフルーツのジュレを忍ばせ、アーモンドとバニラプラリネのクランチが食感のアクセント。香りと食感が一つにまとまり、新たな味覚の世界観を作り出している。

◆FRAMBOISIER(フランボアジエ)

 ジューシーなラズベリーのコンフィが中心に隠れ、滑らかなバニラのクリーム、アーモンドスポンジ、そしてほろ苦さと爽やかさをもったライムのクリームが重なる、シャンパンと合わせたくなるような華やかなガトー。2024年販売が待ちきれない!

 味覚のバリエーションが豊かだからこそ、ひとつだけではなく色々と味わいたくなるプティガトーたち。

 「スイーツを手に取っていただいたお客さまを“幸せな気分にさせること”」がスイーツ作りのモットーと語るファビアンとペストリーチーム。食べてしまうのがもったいないほど洗練されたガトーを一口いただけば、心も華やぎ幸せな気持ちになることは間違いない。

ファビアン・マルタン

フランス・パリで生まれ、フランス東部のアヌシーで育つ。「ピエール・エルメ」でピエール・エルメ氏に師事した後、パリの5つ星ホテル「ホテル プラザアテネ」で、クリストフ・ミシャラク氏のもとで研磨を積む。2008年に初来日し、東京の洋菓子店で繊細な技術と日本ならでは忍耐力を学び、さらに腕を磨く。2011年にフランスに戻り、パリのラグジュアリーホテルのペストリースーシェフに就任。ファビアンはパリと東京にとどまらず、スイス、京都、大阪と各地の有名なホテルやレストランでペストリーシェフを歴任し、2023年3月にマンダリン オリエンタル 東京のエグゼクティブ ペストリーシェフに就任。現在に至る。

ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ

所在地 東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京 1F
フリーダイアル 0120-806-823
営業時間 11:00~19:00
定休日 無休
https://www.mandarinoriental.com/ja/tokyo/nihonbashi/dine/the-mandarin-oriental-gourmet-shop

2023.07.03(月)
文=下井美奈子
撮影=釜谷洋史