◆清納の滝

 奈良県の最南部・十津川村の山中にある、落差約15メートルの「清納の滝」。豊富な水量と広い滝壺を持つ、大自然に囲まれた滝だ。

 鮮やかな新緑と青く澄んだ水の美しさはもちろんのこと、滝壺まで近づくことができ、滝水の水飛沫を間近で感じられるところが大きな魅力。別名「マイナスイオンの滝」とも呼ばれており、涼を全身で味わえる。

清納の滝(せのうのたき)

所在地 奈良県十津川村大字高滝
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/05taki-mizu/04south_area/senounotaki/

◆若草山の夕日

 奈良公園の東部に位置する若草山は、高さ342メートル、広さ33ヘクタールのなだらかな山。山頂は鶯塚古墳や見晴らしを満喫できる人気のビュースポットで、若草山に住む鹿と一緒に景色を眺めたり、写真を撮影したりできる。

  若草山は奈良公園の東に見える山で、笠のような山が3つ重なっている様子から、三笠山とも呼ばれている。

 山頂からの展望がすばらしく、東大寺大仏殿をはじめ、晴れた日には遠く大和三山を望むことができる。

 おすすめは夕暮れ時。日没にかけて景色が移り変わる様子は非常に美しく、夜景は新日本三大夜景にも選ばれるほど。夏の夕涼みにもぴったり。

若草山の夕日(わかくさやまのゆうひ)

所在地 奈良県奈良市雑司町
https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/02nature/01mountain/01north_area/wakakusayama/

2023.07.03(月)
文=佐藤由樹
協力=奈良県観光公式サイト「あをによし なら旅ネット」