バンコクの夜は、いつだって祝祭感に溢れている。その象徴こそが、数あるナイトマーケットだ。そこでは、食事も買い物もどこかスペシャル。
熱帯の夜気に包まれながら、心浮き立つ体験を。是非訪れたい3つのマーケットを3回に渡りご紹介。
視覚的インパクト強めの フードに出会いたいなら
◆Jodd Fairs(ジョッド・フェアーズ)

かつて、テントのカラフルさから撮影スポットとしても好評を博したナイトマーケットが「タラート・ロットファイ・ラチャダー」。コロナ禍で閉鎖された同施設の運営会社が新たにオープンしたのが、「ジョッド・フェアーズ」だ。

このナイトマーケットは、大きく3つのセクションに分かれている。
ファッションや雑貨などのアイテムを取り扱うエリア、フードの屋台が並ぶエリア、そしてライブを観ながら飲食を楽しむことができるパブのエリア。

特に個性的な店が多いのは、フード部門。山の形に盛られたポークリブや1個から8本足が飛び出たたこ焼きなどは、視覚的インパクトが強い。

16時から開場してはいるものの、浅い時間はオープンしているテナントが少ない。多くの店が本格的に営業を始め、盛り上がりを見せるのは、19時以降。

このマーケットは、巨大ショッピングモール「セントラル・ラーマ9」に隣接している。マーケットとモールをはしごするのも面白い。

Jodd Fairs(ジョッド・フェアーズ)
所在地 Rama IX Rd., Huai Khwang, Bangkok
電話番号 092 713 5599
営業時間 16:00~24:00
定休日 無休
https://www.facebook.com/JoddFairs/

Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.06.08(木)
文=下井草 秀
撮影=佐藤 亘
CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。