観光スポット、名産の石垣いちごと掛川花鳥園を満喫
久能山東照宮の石鳥居の外には、いちごの販売所が軒を連ねていました。この辺りは「石垣いちご」の産地であり、久能山の南斜面で栽培された甘みたっぷりのいちごが収穫されています。
立ち寄った早川農園で飲んでみたのがいちご生ジュース。注文してからいちごをジューサーにかけており、果肉のとろみが残ったフレッシュなおいしさがたまりません。
お土産、コレ買いました!
「石垣いちご」
早川農園で購入した石垣いちご 1,200円。たっぷり2パック分が入っており、ぷりっと表面にハリがあり見た目からして新鮮さが分かります。ひと粒のサイズが大きく、手掴みでパクリとしてみると果汁と甘みが広がり豊かな気持ちに。石垣いちごのシーズンは1〜5月ごろまでだそうです。
家康が夢中になった鷹狩り気分を体験
江戸時代に武士の間でブームとなった鷹狩。家康も同じく生涯通して鷹狩を楽しんだと言われています。その魅力を体験しようと、足をのばして静岡県西部の掛川市にある「掛川花鳥園」へ行ってみることに。
10万平方メートルという広大な敷地で、約100種900羽の鳥と約1,000鉢のハンギングフラワーなどが楽しめる、ネイチャーパーク。自分の腕に鷹が飛んでくるホークフライト「なりきり鷹匠体験」を行っており、さっそくトライしてみました。
専用のグローブと上着を身につけスタンバイ。スタッフの合図で鷹がまっしぐらに向かってきます。寸分の狂いもなく腕にぴたりと着地し、腕に載せてあった餌を食べ、その満足げな顔がなんともかわいい! 着地後も腕におとなしく乗っており、人懐っこい姿に愛おしさを感じ、家康が鷹に夢中なったのも分かる気がしました。
そして、掛川花鳥園の人気者が“動かない鳥”と呼ばれている、ハシビロコウのふたばちゃん。小屋からゆっくりと出てきて、飼育員の前でおじきをしている。挨拶? と思いきや、頭を上下させる動きは愛情表現なんだそう。ふたばちゃんは女の子なので、お気に入りの男性飼育員に愛情を伝えているんですね。
掛川花鳥園
所在地 静岡県掛川市南西郷1517
電話番号 0537-62-6363
営業時間 9:00〜16:30(最終入園16:00)
定休日 第2・4木曜日
https://k-hana-tori.com/
お土産、コレ買いました!
「遊び心のかけがわ紅茶」
JR掛川駅構内の土産物店「これっしか処」で購入した、遊び心のかけがわ紅茶 324円。無農薬で栽培された緑茶品種の「やぶきた」を使った和紅茶。旅の道中で茶畑の風景をよく目にし、産地ならではのお茶をお土産にと思いセレクト。自宅で湯を注いで淹れてみると、しっかりとした色合い、深みのある味わいが印象的。二煎目、三煎目も風味が残っており、おいしさが長く続きました。
2023.05.17(水)
文=CREA編集部
写真=JR東日本オフィシャル、CREA編集部