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岐阜県瑞浪市を拠点に活動している陶芸作家、白石陽一さんの個展「pheno (ぺの)展」がGALLERY ESCAPERSにて4月30日(日)まで開催されます。
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元々、古着屋のスタッフとして働いていたというユニークな経歴を持つ白石さん。
泥漿鋳込み(でいしょういこみ)という、磁土を鋳型に入れ焼成する技法を用い、現象、事象が始まる前の何かが起こる予感、空気感をイメージした作品を作り続けている。
白石さんの作品は、一つとして同じ形がない。その理由は、磁土を流し込む鋳型を、あえて大きめに作っているから。
それにより、磁土が表面張力やその時々の鋳型の傾き、また重力や気候の変化など、自然現象の影響が作品に反映されるからだ。
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縁や裏面は綺麗に削り、ヤスリで整えられているので、触るとつるつるとしていて手触りが心地よい。
新生活を迎えて、うつわを新調したいと考えている人も多いはず。1点1点表情の異なる、柔らかな雰囲気のうつわを間近で楽しんでみて。
白石陽一
1981年福岡県生まれ。2010年多治見市陶磁器意匠研究所修了。現在は、岐阜県瑞浪市を拠点に制作を続けている。(Instagram:@shiraishi41)
「pheno展 -事象-」
会期 開催中~2023年4月30日(日)
場所 GALLERY ESCAPERS 東京都渋谷区神宮前5-3-3
時間 平日 13:00~19:00、土・日曜・祝日 11:00~18:00
休廊日 火、水曜
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2023.04.25(火)
文=CREA編集部