日常に手仕事の彩りをプラスしてくれる逸品
2001年に大阪府和泉市にガラス工房「fresco(フレスコ)」を設立し、一つひとつの個性が感じられるハンドメイドのガラス製品を提案し続ける辻野 剛氏と、良質な素材とクオリティの高いものづくりへのこだわりを貫き、長年多くのファンを魅了しつづける英国ブランド「MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)」の新しいプロダクトが登場します。
両者の出会いは2017年。良質なモノづくりにこだわるマーガレット・ハウエルとフレスコの感性とオリジナル性が共鳴するアイテムは発表される度に新たな価値を創造し、評判を集めている。
今回のプロダクトはグラス。マーガレット・ハウエルらしいニュアンスのある色味、そしてフレスコ職人の手仕事ならではの有機的なかたちと、光を通すことで手仕事の痕跡がうかがえる、個性溢れるグラスになっています。
グラスは、1000度を超える溶鉱炉がごうごうと音を立て、工具の金属音が鳴り響く中、職人たちが一点ずつ丁寧につくったもの。
下半分を型に吹き込んで成型する型吹き、上半分を空中で息を吹き込み成型する宙吹きで仕上げることで、一つひとつ表情のある作品となります。コラボレーションの刻印がされているのもうれしいポイント。
柔らかい風合いでありながら、職人の無駄のない動きによって生まれるグラスには心地よい緊張感が。静謐な、落ち着いた暮らしを演出します。日常に手仕事の彩りをプラスしてみてはいかがですか。
FRESCO FOR MARGARET HOWELL
2023.04.17(月)
文=CREA編集部