この記事の連載

 「良質な素材」と「クオリティの高いものづくり」へのこだわりを貫き、長年多くのファンを魅了しつづける英国ブランド〈マーガレット・ハウエル〉。

 2023年には、日本のジーンズメーカーの代名詞〈EDWIN〉とのコラボレーションが20周年を迎えます。

 マーガレットさんご本人の日常にも欠かせないというジーンズについての想いをはじめ、もの作りへのこだわり、普段の生活についてなど10の質問に答えてくれました。


マーガレットさんが語るジーンズへの想い

――ご自身が思うジーンズの魅力とは?

 「誰にでも着られるもの」であるところ。年齢を問わず着られる服というのは、なかなかないものです。ジーンズは、シンプルなコットンTシャツにも、美しいシルクのシャツやカシミヤのセーターにも合うとても汎用性の高いアイテムです。私はほぼ毎日ジーンズを履いています。

――「理想のジーンズの着こなしをしている人」はいらっしゃいますか?

 ‘60〜‘70年代のジェーン・バーキンやパティ・スミスのタイムレスな着こなしは私自身共感するところが多くあります。

――ご自身の定番スタイルといえば?

 アクティブに働くライフスタイルを送っているので、心地よく過ごせるものであることが基本です。ボトムはジーンズかトラウザーズ。それにTシャツとセーターを合わせるスタイルが多いです。スカートやワンピースはめったに着ません。

 そして私のワードローブはとてもミニマムです。手持ちのジーンズは2本。これは擦り切れるまで履くつもりです。ストレートレッグを、足首のすぐ上でロールアップして履くのが最近のお気に入りです。

EDWINとのコラボレーション、そしてもの作りにおいてのこだわり

――20年前、EDWINとコラボレーションをスタートさせた決め手は?

 私のこだわりは、質が良く、仕立てがよい服であること。EDWINは、高品質で優れたデニム製品を作るメーカーという信頼があり、私のこだわりを叶えられると思ったからです。

 そしてこの20年間、EDWINは一切妥協することなく製品を作り続けてくださいました。

――“EDWIN FOR MARGARET HOWELL”を作る上で、ご自身のブランドらしさを表現しているこだわりの部分を教えてください。

 素材、作りの確かさ、品質です。また、デニムの色も特徴のひとつです。私たちが作りたい色を出せるよう、EDWINさんはいつも試行錯誤してくれています。

 私はこれまで発表した“EDWIN FOR MARGARET HOWELL”のすべてのコレクションが好きです。

――ご自身のブランドについて、誕生してから50年以上こだわり続けたことは何でしょうか?

 会社が大きく成長した今も自分らしさを守り、もの作りにおいて極力妥協を許さないこと。

2023.03.02(木)
文=天野真由美