“野遊び“を実践できるフィールドでテントの設営体験も

 この新店舗を発信源に「これからはモノだけではなく、北海道の雄大な自然の中で過ごすコトとトキの楽しさを提案したい」というのがザ・ノース・フェイスの思い。ショップの前に広がる芝生(雪が溶け初夏になれば美しい芝があらわになります!)でテントの設営体験はじめ、アウトドアライフの掛橋となる試みが行われる予定です。

 キャンプギアはオリジナル以外にも他ブランドのランタン、焚火台、ラグなどをセレクトし、アウトドアをトータルコーディネイト。例えば環境を考えたもの作りを行う北海道発のガレージブランド「TEN to TEN」など、北海道生まれの優れものにも出合えたりします。

 キャンプごはんに欠かせないプレートやマグなどの器のセレクトも秀逸。そのひとつがアメリカユタ州の「Barebones Living」のエナメルシリーズで、アウトドア以外にも使える洗練されたフォルム。

 また、メラミン、ホルムアルデヒドなどは使わない環境にやさしい原料を使ったドイツのプラスチックブランド「koziol」など、ストーリーのあるアイテムを取り扱っています。

 店内に所狭しと並ぶ種類豊富なギアや器を手に取りながら使い心地を確認し、ゆっくり選ぶのが楽しい時間。最近は他店舗でもオンラインストアだけでなく、目で見て触って選ぶ、実店舗の良さを再確認するお客さんが増えてきたそうです。

2023.03.30(木)
文=CREA編集部
写真=橋本篤